移住
移住セミナー「小田原移住、最初の一歩!移住者が語る実践ガイド」【セミナーアーカイブ】

令和7年3月9日に開催した 「小田原移住、最初の一歩!移住者が語る実践ガイド」は、移住を考えている方にとって貴重な情報が満載のイベントとなりました。先輩移住者の小田原での住まいや暮らしのリアルな魅力をお届けしました。
当日は、参加者同士の交流も生まれ、和やかな雰囲気の中でたくさんの質問や意見が飛び交いました。 本記事では、当日の様子や重要なポイントを振り返りながら、小田原での新しい暮らしをイメージしていただける内容をお届けします。
ゲストプロフィール

広い自宅と海を求め、東京都品川区から子ども2人と妻の4人で2024年に小田原市に移住。妻は小田原市浜町で飲食店を経営。
平日は安くて美味しい魚料理が食卓に載ることに感動を覚え、週末はおだわら諏訪の原公園や小田原こどもの森公園わんぱくらんどで子どもと一緒に体を動かす。BBQや釣り、キャンプ、狩猟に興味があるが、まだほとんど体験できてないため、一緒に体験してくれる・させてくれる人を募集中。

入籍を機に、2024年2月に川崎市から妻の実家がある小田原市へ移住。都内のIT企業に勤務しており、リモートワークを中心に週1回程度出社。週末は小田原産の地魚を捌くなど料理を楽しんだり、付近の観光地に行くなどしている。今年2月に第一子誕生。

2024年4月に、夫と3歳の息子とともに、東京都立川市から移住。 地元は青森と和歌山のため、交通の便が良い小田原を移住地に。 移住のタイミングにあわせて転職し、現在は小田原市内に勤務。 趣味は絵を描くこととDIY、美味しいお刺身と美味しいお酒が好き。
セミナー開始
第1部は現地とオンラインの両方で開催しました。
最初は市職員による小田原市の概要や移住に関するよくある質問についての説明です。

オダワラボ編集部
EX:小田原市は移住支援金はありますか?
→小田原市は移住支援金はありません。でも、それ以上の魅力があります。
その他のよくある質問はこちらをご確認ください。
【小田原移住前に知っておきたい!よくある質問まとめ】https://odawalab.com/iju/question.html
ゲストスピーカー登壇
ゲストスピーカートークでは小田原へ移住して間もない3人にご登壇いただき、リアルな小田原暮らしをお話ししていただきました。3人には「移住ビフォーアフター」「私の移住ヒストリー」「移住検討者へのメッセージ」などのお話をしていただきました。
かんけんさん

>発表スライド
かんけんさん
また、小田原に移住して良かった点は、ありすぎて逆にお伝えできません!
ぜひ1度、小田原に訪れていただき、その良さを体感していただければと思います。
にしもとさん

>発表スライド
にしもとさん
スーパーマーケットでは売られている魚は種類が豊富で、一尾買いをして、大きい魚はその場で捌いてもらえます。魚好きな人は小田原が合うのではないかなと思います。
また、テレワーカーなので、家賃の高い都心に暮らすことに価値は感じていませんでした。
それよりも、自然環境・観光スポットの多さ・都心へのアクセスの良さに価値を感じて移住をしました。
カーシェアで箱根や御殿場など小田原以外の場所も気軽に行けるのも魅力のひとつですね。
CHANMAさん

>発表スライド
CHANMAさん
新幹線の沿線で検討していた時に市が開催する移住体感ツアーに参加しました。このツアーで小田原での生活が想像でき、本格的に小田原移住を検討しました。
移住を決めてから6カ月後には引越しが完了していたので、わずか半年での移住でした。
私は移住前と後で大きく何かが変わったということを、今のところ感じてはいません。でも、それが大きなメリットだと思っています。
子どもがいる中で移住をして、ガラッと変わることは大変なので、それを感じずに居住環境を変えられたことは、すごい良かったです。
CHANMAさんをさらにピックアップ!オダワラボでの取材記事はこちら
いいとこ取りなまち【湯川真紀さん・移住】ゲストスピーカーQ&A

都内と比べると、自治体の支援策はやや少ないように感じます。
例えば、給食費の無償化が実施されていなかったり、給食の内容も都内に比べるとやや質素に感じたりすることがあります。
これは財政上の課題も関係しているかもしれませんが、今日のようなセミナーを通じて小田原に興味を持ち、移住される方が増えれば、給食の充実にもつながっていくのではないかと考えています。
(にしもとさん)
痒い所に微妙に手が届かないというところですかね。
横浜や川崎などではあったようなお店がないので、平塚や茅ヶ崎に行くことなどがあります。
そういったところに不便は感じますが、逆にその他の地域にない魅力もその分多いので満足はしています。
(CHANMAさん)
私は急いで移住したので、保育園の申込が4月入園からできませんでした。
そのため、5月入園から申込をしたのですが、最終的に入園できたのが7月でしたので、その3か月間は働きながら夫と協力して子供と過ごしていました。
それが大変でしたね。
子どもに対する教育の選択肢は少ないように感じます。
特に、中学受験や高校受験を考えたとき、通学可能な範囲で選ぶと選択肢が限られてしまうことがあります。
そのため、移住前にその点も考慮し、もっと準備しておけばよかったと感じることもありました。
(にしもとさん)
事前に住もうとしている付近のことをよく見おくのが良いと思います。
自分は候補物件の周りなどを車をレンタルして見ていました。
これをやったお陰で、実際に住んでからとのギャップが少なかったと思います。
(CHANMAさん)
やっておいたらというより、やって良かったなと感じるのは、観光地としての小田原ではなく、実際に住む小田原と考えて街を見てみるのが良かったです。
有名な観光スポットはたくさんありますが、実際に暮らして利用するのは、もっと地味な部分のような表には出てこないものになるので、「これがあって良かった」「これが無いと不便だな」というような視点で、自分がどのような暮らしがしたいかと照らし合わせて見ていくのが良いと思います。
第2部:先輩移住者とフリートーク
どのグループもあたたかいゲストスピーカーさんの雰囲気につつまれ、みなさん楽しみながら小田原のことを聞いていました。

ーフリートークで出た主な質問ー
「気候はどうですか(ゲリラ豪雨などほんとにないですか)」
「車の渋滞多いイメージがありますが、実際のところ生活はどうですか」
「大雄山線はどんな電車ですか」
「治安はどうですか。夜は人が多いですか。」
「海沿いに暮らしたいと考えていますが、塩害はどうですか」
最後に
今回のセミナーは、参加者の皆さまのおかげで、温かく和やかな雰囲気の中、楽しく開催することができました。少しでもその雰囲気が伝われば嬉しく思います。
これからも、小田原への移住をサポートするために、さまざまなセミナーを企画していきます。次回も、移住に関する貴重な情報や、先輩移住者のリアルな体験談を紹介しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
また、移住に関する個別相談や支援メニューも用意しております。小田原での新しい暮らしを具体的にイメージしたくなったら、ぜひ気軽にご相談ください。
次回のセミナー(令和7年7月開催予定)で、皆さまとお会いできることを楽しみにしています!