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レポート

2015.12.18

小田原移住レポート【佐々木亮さん】

僕がこの小田原に移り住んだのは2008年の3 月のこと。当時の仕事の転勤でやってきました。出身は愛知県名古屋市。生まれも育ちも名古屋で、今でも大切な仲間がいて帰りたくなる場所です。ただ、暮らす場所として小田原を選びました。
これまで転勤や出張で訪れた都市、また海外修行中に見た外国の都市と比べる事により、「自分がなぜ小田原で暮らしたいのか?」が少し明確になりましたので、お伝えしたいと思います。

ロケーションが素晴らしい

佐々木亮さん

佐々木亮さん(30代)

小田原の最大の魅力はズバリ!ロケーションだと思います。
移住してきてまず驚いたのは、海が本当に近くにある事。そしてその海が本当にきれい!!
砂ではなく小石の海岸だからでしょうか、海が青く日によってはエメラルドグリーンに見えます。
実は小田原の前は沼津市にいました。沼津も海が近くて良いところでしたが、見える海は波が無く穏やか。
小田原の海は天候によってさまざまに顔を変え、台風が過ぎ去った次の日などには、打ち寄せる波とすっきり晴れた空にものすごくパワーをもらえます。
(もちろん、ちゃんと安全な距離から見ます)
海だけでなく山、川が近く、当たり前のように富士山が見える。僕は自転車に乗るのが好きなのですが、ちょっと走るだけで様々な景観の変化がある小田原のような場所はとても貴重だと思います。
また、海・山・川に囲まれているということで、トレッキング、シーカヤックを楽しんだり、仲間と河原でバーベキューをしたり。アウトドアアクティビティ・レジャーを気軽に楽しむことが出来ます。
自転車レース
小田原の海
トレッキング

どこへ行くにもアクセスがいい

交通アクセスが抜群
小田原単体だけでなく、ほかの魅力的な地域へのアクセスが良いのも魅力です。
名古屋にいたときには『箱根』というのは、どこか遠い存在のリゾート地というイメージでしたが、その箱根にわずか15分程度で行けてしまうという小田原。
また伊豆、御殿場、江の島、鎌倉など、どこに行くか迷ってしまうほど。
そして忘れてはいけないのが都内へのアクセスの良さ。
新幹線で30分、在来線でも1時間半程度。
丁度良い田舎暮らし(ものすごくポジティブな意味です!)をしながら首都東京にこんな簡単に出られるというのは驚異的。
実は名古屋に住んでいた時、緑区の自宅から名古屋の中心市街地までバス、電車の乗継で50分かかったものです。(今は地下鉄の延線で少し短くなっているとは思いますが)
小田原からだと、ドアtoドアで横浜のみなとみらいに同じ50分で到着できます!
生活、娯楽に必要なものは十二分に小田原市内にあると思いますが、さらに都内・横浜へこんなにも簡単にアクセスできる!小田原の皆さんは当たり前に感じているかもしれませんがとても貴重な事です。
またこのロケーションは『暮らし』だけでなく、仕事上も大変プラスでした。
以前の仕事では本社が名古屋でした。2、3か月に一回程度出張があったのですが、小田原から名古屋駅まで新幹線で1時間9分!
乗継さえ上手くいけば自宅から本社まで1時間半程度で行けてしまうのです。
このおかげで時間に余裕が出来、他の方より早く、そしてより長く本社に滞在することが出来ました。
結果的に人より情報や機会に恵まれ仕事にも大変プラスになったと思います。
同一駅構内の乗入鉄道事業社数日本一の小田原駅

同一駅構内の乗入鉄道事業社数日本一の小田原駅

アクセスが良く移動時間が短いと現地で有意義に時間をつかえます。また新幹線での1時間の移動は、タスクを集中して終わらせるにはちょうど良い時間でした。出張の成果をまとめたり報告書を作ったり、本当に良いリズムで仕事ができていました。
また展示会・セミナーなど情報が集まっているのも東京ですので、そこに容易にアクセスできるのは大きいですね。
そして!羽田空港までも1時間程度。この驚異的な便利さも意外と小田原在住の方ほど意識されていないかもしれませんね。

オンとオフの切り替えが選択できる

ちなみに「それなら都内・横浜に住んだ方が。。」と言われることもありますが、それは違うのです!
心がざわつかない落ち着いた暮らしをしながら、中心地域にアクセスできる。
いわば、オンとオフの切り替えが選択できる丁度良いバランスが良いのです。
都内・横浜方面から車で戻ってくるとき、小田原厚木道路の小田原東インター前のトンネルを抜けた瞬間に見える小田原の街並みに、心がほっとするのです。
(小田原在住で同じように感じる方は多いのでは(笑))
また、気候がおだやかなのも魅力の一つですね。夏は暑すぎず冬も寒すぎない。
いつだったかの冬に、都内や横浜、藤沢で膝上以上の積雪があった時も、小田原に来るとそんなに積もっていなかったのには驚きました。

前の仕事には全国から転勤で社員が集まってきていましたが、みんなこの魅力のとりこに。
他の地域に異動した後、『小田原シック』になる人が少なくありませんでした(笑)

最後に

まちの良さというのは総合力・バランスに尽きると思います。
便利なところはいっぱいありますし、景色のよい所もいっぱいあると思います。
でも綺麗な海・山・川が近く、当たり前のように富士山が見える。アウトドアアクティビティが楽しめ、まわりにたくさんの観光地があるまち。
それでいて都内からのアクセスが良く、新幹線が使え、空港へのアクセスも悪くないまち。
そういったまちはものすごく限られていると思います。

だから僕は小田原で暮らしたいんです。
サイクリングロード
酒匂川と富士山
足柄平野

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