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移住

2026.05.15

【移住体感ツアー開催レポート】子育ても仕事も。先輩パパママに聞くリアルトークセッション&保育園見学ツアー

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「移住もありかも!…でも、こどもにとってどうなんだろう?」 そんなモヤモヤを抱えながら、“移住は気になるけど、なかなか一歩踏み出せない”という方は多いはず。
 

2025年11月22日に開催した小田原市移住体感ツアーでは、 保育園見学・子育て真っ最中の先輩移住者とのランチ交流会・子育てスポット巡り を通して、 小田原での子育ての“リアル”を体感していただきました。
 

「小田原の保育園事情を知りたい」「子どもにとっての環境は?」「移住のタイミングっていつがいいんだろう」本ツアーを通して体感した保育・子育てのリアルをお伝えしていきます。

小田原市移住体感ツアーについてはこちら↓

<申込期間延長!>【令和7年11月22日(土)】子育てのヒントが見つかる一日!小田原移住バスツアー ~保育園見学編~

①ツアー当日の様子

今回のツアーは、残念ながら午後の部のみの開催となってしまいましたが、ツアーを通してたくさんの小田原暮らし情報をお届けすることができました。
ご参加いただいたご夫婦は、これまでもご家族で小田原の漁港に遊びに来たことがあるそうで、「小田原は自然もあって都心にも出やすいし、生活コストも抑えられ、その分子どもに還元できるような暮らしができそう」と小田原市を移住候補地のひとつとしていたため、ツアーに参加してくれました。

先輩移住者トークセッション・ランチ交流会

オリエンテーション・トークセッションは、小田原駅より徒歩3分の場所にあるゲストハウス『Tipy records inn house』にて開催。あたたかい陽射しが差し込む古民家の2階で、和やかな雰囲気の中でリアルな子育て事情トークが繰り広げられました。トークセッションの内容は記事の後半でお伝えします。

トークセッションの様子
トークセッションの様子

ランチは小田原で創業100年以上の歴史を持ち、地元の海の幸を活かした干物づくりで知られる「早瀬のひもの」 のお弁当。
ランチ中も終始会話が途切れることなく、リアルな子育て情報が飛び交いました。

「早瀬のひもの」のお弁当 「早瀬のひもの」のお弁当
ランチの様子 ランチの様子

バスで小田原市内を移動

ランチ後はバスに乗り、小田原の市内を走りながら下曽我保育園に向かいます。
バス車内では、コーディネーターのコアゼさんが、小田原駅の東口側と西口側の家賃相場の違いの話や、周辺の鉄道路線について、スーパー事情など、小田原市のリアルな生活を紹介しました。

小田原駅周辺から車で約10分走るだけで畑と山、そして左手には富士山が望め、利便性の高いエリアと自然が近い小田原の特徴を体感していただけました。

小田原の山の写真
酒匂川を渡った写真

保育園見学・広い園庭「下曽我保育園」

梅林の間を走り、緩やかな坂を上がったところに下曽我保育園はあります。バスを降りると、梅の木々越しの富士山が見えました。下曽我保育園は小田原市の公立保育所のひとつで、隣には下曽我小学校が隣接しています。

<下曽我保育園の特徴>

とにかく広い園庭
下曽我保育園の園庭は小田原市内の保育所の中でも特に広く、園庭の中では何種類もの植物を育てたり、多様な植物を観察したりしているとのこと。園の玄関前にはこどもたちが収穫したサツマイモが並べられており、この後、園庭で焼き芋をしてこどもたちと一緒に食べると園長先生が話してくれました。自分たちで野菜を育てて収穫して食べるまでの「食育」をのびのび行うことができるのも、小田原の自然豊かな教育環境ならではかもしれません。

②梅の名所・曽我梅林がお散歩コースに
園内からも梅林越しの富士山の絶景を望めることができます。また、下曽我保育園は梅林の中にあるので、梅の花が咲く時期になると近所を散歩するだけでお花見ができるそうです。
こどもたちは、雄大な景色の中でのびのび過ごせます。

小学生や上級生との交流
園が小学校と隣接しているため、小学生との交流があったり、市内高校の相撲部を呼んで相撲大会を行ったりと、上級生との交流イベントも定期的に行っています。

広い園庭 広い園庭
園庭と校舎 園庭と校舎
園庭にある畑 園庭にある畑
収穫されたサツマイモ 収穫されたサツマイモ

<アクセス・詳細>
・JR御殿場線「下曽我駅」より徒歩約12分

保育園見学予約サイト(外部サイトリンク)

子育てスポット「上府中公園」へ

最後は、多くの子育て世帯も利用する上府中公園へ。
広い芝生広場や遊具、スポーツ施設がそろう市民憩いの場で、季節ごとの自然を感じながら、ピクニックや散策も楽しめます。ツアー当日はローカルマーケット「カミイチ」の開催中で、たくさんの人たちで賑わっていました。

公園内を歩いていると、公園の周辺には庭付きの一軒家が多いことが印象的だったようで、「庭付きの一軒家だとのびのびと子育てができそうですね」という話をして小田原の住環境にも目を向けてもらうことができました。

上府中公園を歩いている様子 公園内を歩く参加者

<アクセス・詳細>
・JR御殿場線「下曽我駅」より徒歩約15分
・小田原駅東口から富士急湘南バス新松田行き、「西大友」下車徒歩3分
・無料駐車場280台
 上府中公園(外部サイトリンク)

② 子育ての味方が身近にいる安心感。座談会で浮かび上がった “リアルな保育事情”

ゲストスピーカー紹介

今回お集まりいただいた先輩移住者はこちらの3名。
トークセッションの司会はコーディネーターのコアゼさんが務めます。

子育ての味方「ファミリー・サポートセンター」の紹介

最初にゲストスピーカーの山本さんより「ファミリー・サポート・センター」について紹介がありました。
 

「ファミリー・サポート・センター」とは、小田原市で子育てをがんばる“おねがいさん”(依頼会員)と、子育てをがんばるおねがいさんをサポートできる“おたすけさん”(支援会員)が会員となり、必要な援助を行う有償のボランティア活動です。(ファミリー・サポートセンターより引用)

山本さん

使い方としては例えば、託児もありますが、一緒に見てくださいという要望もあります。テレワーク中に見ていてほしい時や、子育てが少し不安な時、こどもが増えて手が足りない時など使い方は様々です。市外からの移住者ですと、近くに頼れる親族がいない方が多いので、親族の代わりのような存在として頼る方が多いですね。
産前・産後の方向けに「家事支援サービス」もありますし、移住される前の相談も受け付けています。

長久保さん

私自身も、長男を出産したあとに、家事支援で『ファミリー・サポートセンター』を利用していました。
自宅で掃除や作り置きをしてもらったり、沐浴を手伝ってもらったり。小田原での子育てのリアルな話をいろいろ教えてもらえて、とても助かりました。

保育園はどうやって希望を出したらいいのか

市職員

保育園の入所希望は、第1〜第6希望まで提出できます。
例えば、4月入所を希望する場合は、例年10月上旬~11月上旬が申込期間になります。

ゲストスピーカーの皆さまは実際どのように申し込みましたか?

長久保さん

長男のときは0歳児からの4月入園で、第1希望が通りました。
次男のときは、認可外保育所に預けると保育園利用判定基準表の点数が上がる1と知ったので、その方法を利用してから、こちらも第1希望に入れました。
 ¹育休中のかたは対象外です。また、対象となる許認可外保育施設には条件があります。

戦略を立てて取り組むこともポイントのひとつ

高島さん

やはり希望の園に入所したい場合には、戦略を立てて申し込むことも必要かなと思いますね。実際に私も戦略を立てて取り組みました。私の場合は、夫婦2人ともフルタイム勤務なので、この部分の指数が高かったですね。

「保育コンシェルジュ」「ファミリー・サポート・センター」などの頼れる味方

長久保さん

実際に『保育園利用判定基準表』を見ながら、市役所の保育課で『保育コンシェルジュ』に相談に乗ってもらっていました。
子育ては本当にやることがたくさんあるので、相談できてとても助かりました。

山本さん

「ファミリー・サポートセンター」には保育園の利用者選考に通らなかった人からの相談もありますが、保育園へのこだわりが強く、申込で第一希望しか記入しない場合に、保育園が決まらないという傾向がありますね。また、車を持っていた方が通うことのできる保育園の選択肢は多くなります。第5・6希望の保育園に決まったけれど、実際に通うとなると電車だけでは大変そうなのでどうしたらいいでしょうかという相談もあります。

市職員

「ファミリー・サポートセンター」以外にも、小田原市には「保育コンシェルジュ」がいます。保育課の管轄で、保育サービスについて専門のコンシェルジュに相談ができます。

長久保さん

保育コンシェルジュは出張相談会もあって、私は小田原駅東口直結「ミナカ小田原」の中にある「おだぴよ子育て支援センター」で、保育コンシェルジュがいる日をチェックしていました。
トークセッション中の様子

病児・病後児保育について

コアゼさん

こどもが病気や、病気の治りかけで保育園に預けられないけど仕事を休めない、というときもよくありますよね。そんなときは皆さまどうされていますか?

市職員

小田原市では病児・病後児保育事業として、指定の施設での受け入れを行っています。事前に登録しておけば利用可能です。(登録は無料、利用は1日2,000円)

高島さん

朝、8時頃に行って、そのまま預かってもらえるので、その足で出勤していました。小田原駅の近くにもあるので助かりました。

山本さん

小児科医院に隣接している病児保育室もあります。保育中は、看護師さんがこどもの体調に合わせて適切な処置を行ってくれるみたいです。安心ですね。

長久保さん

最寄駅は大雄山線「相模沼田」で車がなかったときは、電車とベビーカーを押して病児保育室に行っていました。車を持ってからは、別の病児・病後児保育を利用しています。どちらも安心して預けられました。

小学生の放課後の過ごし方について

市職員

小学校に進学した後のこどもたちは、放課後どのように過ごしていますか?

高島さん

私のこどもは、学区を超えて(公立の)片浦小学校に通っています。16時まで放課後子ども教室があるので、その後に最寄り駅まで迎えに行くか、自分で自宅に帰ってきます。学区内の公立小学校に通っている知り合いなどは、18時まで学童に預けてお迎えに行っていると聞きます。
【片浦小学校】
市内のどこの学区からでも通うことのできる「小規模特認校制度」を導入している。
少人数の学級編成の中で、異学年や地域の方との交流など様々な人との関わりを大切にして特色ある教育活動を行ってる学校。
「小規模特認校制度」について(外部サイトリンク) 
 小田原市立片浦小学校HP(外部サイトリンク)

山本さん

学童は100円で1時間延長利用ができます。19時にも間に合わないときに「ファミリー・サポートセンター」を利用される方が多いです。支援会員がお迎えに行って、ごはんを食べさせて、お母さんお父さんが帰ってくるまで家で一緒に待つという使い方をされている方もいます。

コアゼさん

小学校もエリアごとに特徴がありますよね。実は本ツアー、去年は小学校見学を行い、3エリアの小学校を見学させていただいた(※)のですが、それぞれ個性的でした。

③ リアル子育て座談会・アフタートーク

本記事では載せきれなかった、ゲストスピーカー3名による子育て座談会・アフタートークは、こちらからご覧いただけます。保育・子育てに関するさらにリアルな話が盛りだくさんの内容となりました。

④ 最後に

トークセッションでは実際に保育園に入るための戦略を練る方法や、こどもが病気になった場合の対応など、子育て・保育に関する解像度の高い話が盛りだくさんでした。

参加者からは「移住者のリアルな声が聞けてよかった」「小田原のいいところがたくさん知れた」「次はぜひスーパーや物件を実際に見てみたい」など移住に前向きな感想を伺うことができました。

下記に、小田原市での保育・子育てなどの参考になりそうなリンクを掲載します。ぜひ参考にしてください。

⑤ 参考資料:保育園・子育てサポートまとめ

移住に関するご相談はこちら

小田原市の暮らしに興味がある方、実際に移住を検討している方を対象に、様々な移住サポートメニューをご用意しています。子育て環境、教育のこと、住まいのこと、買い物事情や仕事のことなど、皆様の疑問を解決します。気になる制度や施設などのご案内も行いますので、お気軽に利用してください。先輩移住者のお話を聞きたい方も大歓迎です!

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