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レポート

2019.06.04

北條五代まつりの日に、街中を歩いてみる。

令和元年5月3日、北條五代まつりが開催されました。
小田原が1年で最も盛り上がるこの日に、
あえて祭りそのものに参加するのではなく、街なかを散策してみました。

そこには、いつもと同じ街の、いつもとは違う景色が広がっていました。
小田原城名物市
武者行列隊が出発しようとする時、隣の二の丸広場では
「小田原北条名物市」が開催されていました。

小田原のお酒、お肉、農作物、鋳物や木のうつわなど
さまざまな出店があり、広場中が人で賑わっていました。
子供遊園地
なぜか二周する子ども遊園地の豆汽車は、入口まで長蛇の列。
市立図書館
賑やかな二の丸広場とはうって変わって、
市立図書館前は、人通りも少なく新緑の落ち着いた雰囲気でした。
お堀端どおり
4月の桜の季節には沢山の観光客で触れたお堀端通り。
桜の季節が去り少し落ち着いたお堀端通りも、歩くのが窮屈なぐらい沢山の人通りでした。
なりわい交流館の様子
手裏剣を楽しむ
お城から5分ほど歩くと到着するなりわい交流館も大盛況。
敷地内でおこなわれている手裏剣体験も沢山の子どもたちが楽しんでいました。
なりわい交流館周辺のお店も、行列ができていました。
かまぼこ通り
なりわい交流館のすぐ裏にあるかまぼこ通りも、地元の方や観光客でいっぱいでした。
みなさん武者行列を待っている人や、食べ歩きをしている人など、
それぞれの楽しみ方で小田原を楽しんでいるようでした。
海へのトンネル
海
かまぼこ通りのすぐ裏にある、海へと続くトンネルを抜けていくと、目の前に広がる海の景色。

写真を撮って楽しむ人や、近くのお店でハンモックを借りている人、
カフェで買ったコーヒーやパン屋で食べ物を買っている人など、自由に楽しんでいる方が多く、
小田原の温暖な気候を満喫していました。

お城からは、徒歩10分弱で海まで来られます。
お城から意外と近いことを知らない地元の方もいるかもしれません。
海を眺める
4月、5月はそこまで人が多くない御幸の浜も、この日は大勢の人が来ていました。
観光客の方だけでなく、大型連休で帰省されていた方もいたのでは?

住んでいた時感じた小田原の海と、外に住んでから感じる小田原の海は、どこか違う印象を受けるかもしれません。
街が変わったのか、自分自身が変わったのか、不思議な感覚になります。

それぞれの感覚で楽しめるどこか素朴な海、それは小田原の海の魅力の一つでもあります。
学橋
様々な人が行き交った、5月3日の北條五代まつり。

観光ではじめて小田原に来た人。
小田原に住んではじめて北條五代まつりに参加した人。
毎年参加・見物されている地元の人。
この日久しぶりに小田原に帰ってきた人。
小田原に住んでみようと思って、訪れた人。
ふらっと、なんとなく小田原に寄ってみた人。

小田原という街は、人の数だけいろんな顔を見せてくれて、その人たちを楽しませてくれます。

この日は、いろんな人の、いろんな形・楽しみ方があふれる、
いつもとはちょっとだけ違う小田原の顔を見ることができた気がしました。

また小田原に来るときは、前とは違う小田原という街の表情を探してみてください。
まだ知らない新しい小田原を再発見できるかもしれません。

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