小田原発、ライフスタイルを考えるメディア

レポート

2018.05.31

小田原子育てレポート1

幼稚園児の娘さんをお持ちのママに、育児や仕事との両立について最近感じている率直なご意見をうかがいました。

延長保育について感じたこと

堀さんファミリー

堀さんご家族

フルタイムの正社員ではなく自宅でパソコンを教えているインストラクター(在宅ワーカー)なので、保育園ではなく、こども園に娘を通わせています。
仕事が立て込んでいても、園には当日の朝「延長保育をお願いします」と申し出れば夕方17:30まで延長OKという体制があり、急なレッスンの依頼があった際などもとても助かっています。また、料金も15分50円(1時間200円)という低価格です。
都会に住んでいる友人の話では、延長保育はだいぶ前から依頼しなけらばならず、料金もとても高額と聞いています。
そういった意味では、急な延長も可能で、かつ、値段が安い園があるのいうのは、とても恵まれているなとありがたく感じています。

※延長保育の実施の有無、申し込みのタイミングや料金は園によって異なります。

病児保育について感じたこと

病児保育が利用しやすいことが魅力です。
小田原に来てから何度か病児保育を利用したのですが、前日ならほぼ預け入れができ、当日の朝でも割と受け入れOKなことが多いです。
病気の子どものそばにいてあげたい思いはもちろんあるのですが、どうしても外せない仕事の際など、仕事に穴をあけることなく、安心して預けられるのはありがたいです。
また、中学卒業まで医療費無料というのも、子どもの体調不良はもちろん、発達の不安などのちょっとしたことでも小児科に気軽に相談に行くことができ、ありがたいです。

四季折々のイベントについて感じたこと

堀さんファミリー

ご主人は都内に勤務

城下町ということもあり、四季折々のイベントを子どもに体験させてあげられるのは、素晴らしいなと思います。
流鏑馬(やぶさめ)、北條五代祭り、花火大会、自治会の祭り、川遊び、神輿、どんと祭り(どんど祭りやどんどん焼きと呼ばれることもあります)など、都会では体験できない(もしくは大変な混雑の中になってしまう)と思います。

【市内で開催するイベント】
地域で楽しむイベントから、市を代表する大きなイベントまで、年間400以上のイベントが開催されています。

地域とのかかわりについて感じたこと

家の玄関先で子どもが遊んでいると、通過するバスの運転手さんが速度を落として手を振ってくれたり、近所のおじいちゃんがひょいと抱っこしてくれ「おっきくなったなぁ」と成長を共に感じてくれたり、近所の小学生のお姉ちゃんが子どもに「一緒にあそぼう」と声をかけてくれたりなど、地域で生き、守られていることをますます実感する日々です。

【地域のイベント】
商店街が協力して、定期的にイベントを開催しています。地域の方ともつながりを持てる素敵なイベントです。

仕事との両立について感じたこと

仕事の面では、他の地域に比べ、小田原は「口コミ」の力がとても強いと感じます。
広告からの受講生よりも、どなたかのご紹介で受講生になってくださる方が多く、また、気に入ってくださると、他の方におすすめしてくださるのでありがたいです。
さらに「お子さんも一緒にいていいよ」とおっしゃってくださる方も多く、娘同伴でお仕事させていただくことに、とても寛容な空気があると感じています。
先月、娘の体調不良で講座をキャンセルさせていただくことになり、電話でその旨をお伝えし、謝罪するということがあったのですが、受講生の方から、「大変ね、気にしなくていいからね」「また開講するときに行くから、がんばってね」など、謝罪すべきところをとても優しい言葉をいただき、ありがたくて涙が出ました。
私は東北に生まれ育ち、横浜のような都会にも住んだのちに小田原に移住して8年になります。都会へのアクセスの良さと、自然の豊かさ、城下町の文化など、私と同じく他の地域から移住してきたママ友とも小田原の住みやすさや子育てのしやすさについて話をしています。子どもたちのためにも、もっともっと小田原が認知されて発展して欲しいなと感じています。

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