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移住

2023.04.27

すべてがちょうどいいまち【田島ファミリー・移住】

2016年に小田原に移住し、現在、鴨宮エリアの一軒家に暮らす田島ファミリー。
ご夫婦と息子さん、そして、猫2匹と犬1匹と暮らす生活を楽しむ皆さんに、小田原暮らしの魅力を伺いました。

ユウスケさん:小田原市内の企業勤務
 カナコさん:フルリモート勤務

小田原で暮らし始めてみて

ユウスケさん:東京都渋谷区に住んでいたのですが、ちょうど小田原の会社に転職することになりまして、もともと「海の近くに住みたい」という願望があったことから、小田原の物件を探しました。

カナコさん:かつて、伊豆方面に旅行に行った際に小田原駅で降りたことがあり、私自身はなんとなく小田原駅周辺エリアの雰囲気は知っていたので、小田原に住むということを考えた時にあまり抵抗はなかったですね。お店の数も沢山あるイメージだったので。

ユウスケさん:小田原駅に近い方が便利だと思ったので、移住した当初は小田原駅西口(山側)近くの賃貸に住みました。

カナコさん:駅が近いのは良かったのですが、西口側には大きなスーパーがなく、当時は車も持っていなかったので、買い物は少し不便に感じていた部分もありました。東口側(小田原城側)にはスーパーなど買い物できる場所が沢山あるので、買い物は東口側で、という形でしたね。

「すべてがそろってる」鴨宮エリアへの転居

ユウスケさん:自分の家を持ちたいという思いがあったことと、子どもが生まれたことがきっかけで、新しい物件を探しはじめました。他自治体含めていろいろな物件を調べましたが、最終的には鴨宮エリアの便利さと、物件の良さで決めました。鴨宮エリア、特に中里(ショッピングモール)周辺は、何でも揃います。買い物するには本当に便利で、それでいて、公園もいくつかあり、自転車での行動範囲に生活のすべてが揃っていますね。

カナコさん:都内に住んでいた時は、意外と日常の買い物が手間に感じることが多かったんです。一つの場所で完結しないので、いろいろな店に行くために沢山歩いたり、バスを乗り継いだりしました。ショッピングモールに行くために何駅か電車に乗ったりするなど、日常の買い物をするだけで1日仕事になることもあって、疲れてしまう感じがありました。
田島さん提供写真

田島さん提供写真

ユウスケさん:そういう点で、小田原、特に鴨宮駅周辺はすべてがコンパクトに揃っているのは本当に便利ですね。すべて整うというか。ここまで便利ということには、住んでみてあらためて気が付きましたね。

カナコさん:私は関西の出身なのですが、私が移住した後に、私の家族も小田原が気に入って移住してきたんです。関西の大都市に住んでいたのですが、私たちが東京での暮らしで感じていたのと同じように、大都市での買い物は意外と不便だと感じていたようでした。小田原に来て暮らしやすさに感激し、小田原のことをとても気に入っています。

車に乗るようになって、行動範囲が広がった

ユウスケさん:子どもが保育園に通うようになり、送り迎えに必要だと感じたことなどもきっかけとして、車を購入しました。実は、学生時代に免許合宿で免許を取得して以来、車には一度も乗ったことがなかったので、購入にあたって、鴨宮自動車教習所でペーパードライバー講習を受けました。初めて一人で車に乗ったのは、納車の帰り道です(笑)

カナコさん:私は移住してきて、小田原で免許を取得しました。結果的に行動範囲が広がってよかったです。自宅からは少し遠い市内の大きな公園にも行きやすくなりました。また、休日いろいろなところに出かけられるようになったのも良いですね。伊豆や箱根も近いので、休日の予定には困らないです。

「自然」と「都内」が近いという魅力

カナコさん:生活が便利で、山や海などの自然も近く、かつ、都内も近いというのはとても魅力的です。東京に住んでいた時の友人やコミュニティはそのままに生活できていていますね。私自身は現在フルリモート勤務なので、通勤で都内に行くことはほとんどありませんが、遊びにはすぐに行けますし、都内で開催される飲み会にも参加してます。

ユウスケさん:本当に何でもあって便利で、都内が近いということが魅力的ですね。東京まで新幹線ではなくて、在来線で向かうことが多いです。新幹線よりは時間がかかりますが、安いですし座れます。たまに少し贅沢してグリーン車を利用したりもします。

「生活と遊びを分けて、落ち着いて暮らしたい」という人に、小田原暮らしは向いている

田島さん提供写真

田島さん提供写真

ユウスケさん:「家を持ちたいけど、東京都内は価格が高い」と感じた時に、「"東京"に家を持ちたい」という思いがどういう思いなのか、考える必要があると思います。もし「東京」という名前だけにこだわっているとしたら、一度立ち止まって考えてみても良いかもしれません。東京都の郊外に住んで、そこから通勤するという選択肢もあると思いますが、満員電車に揺られる生活が自分に本当に合っているかどうか。通勤ということであれば、小田原からだと座れますし、自然豊かな生活ができる。かかる時間が一緒だったとして、生活する場所として価値を感じるのはどちらなのか、ということは人によって分かれる部分だと思います。

カナコさん:生活の固定費も半分くらいになるので、その差額を他の事に回せるという部分もありますね。もちろん、車の維持費など都内で暮らしていた時にはなかった費用も発生することもありますが、その分いろいろなことができるようになります

ユウスケさん:個々のお店の数という点では、都内の方が圧倒的に多いと思います。ただ、平日、頻繁にいろいろなお店に行くかというと、結局時間がとれなくて、職場と家の往復だったりしますよね。そう考えると、私自身、都内は「休日に遊びに行く場所」と思っています。その点、小田原からはすぐ東京に出られるので、オン・オフの切り替えも含め、本当にちょうど良い距離感ですね。

カナコさん:「都内のお店の傍に常に居たい」という人には、小田原をはじめ、地方の暮らしは向かないかもしれないですね。生活と遊びを分けて、落ち着いて暮らしたい、という人に小田原暮らしは向いていると思います。

鴨宮エリアのショッピングモール
鴨宮エリアのショッピングモール
海が近い
海が近い
市内最大の図書館も
市内最大の図書館も

小田原を一言であらわすと

「すべてがちょうどいい」

ユウスケさん:すべてが揃っていて、便利な場所だと思います。モノの充実度合いも人との距離感も、それこそ都内への距離感も、ちょうどいいですね。

カナコさん:移住初心者に向いているまちだと感じました。いきなり地方移住となるといろいろなハードルがあると思いますが、「今が移住の第一歩!」という人にはちょうどいいまちだと思います。人と人とのつながりはあるけど、それぞれに干渉しすぎない感じもちょうどいいですよね。

 

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