小田原市

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小田原から世界へ【酒蔵経営・酒井さん】

「世界で戦える武器を考えていった時に、可能性を感じたのは日本酒だった」
令和3年7月、小田原市に県内14蔵目、小田原市内では唯一の酒蔵となる酒造が完成しました。
その酒蔵を経営し、移住者でもある酒井さん((株)RiceWine代表取締役)にお話を伺いました。

なぜ日本酒を選んだのか

酒井さん
世界で勝負するにあたって、日本にある世界で戦える商品を考えていった時に強みがあると感じたのが日本酒でした。日本酒以外にも候補はいろいろ考えましたが、中でも一番、可能性があるなと思いました。
あとは、これは冗談ですが、小田原に引っ越してきて、すぐ近くに妻が子供のころに近所で遊んだ井上酒造さん(大井町)があったり、「酒」匂川が流れていたり、結婚して「酒」井姓になったりと、これはもう、縁があるなって(笑)

飾りたくなるような素敵なボトルデザイン、SHICHIJI、NIJIといった独特の名称。日本酒ブランド「HINEMOS」のコンセプトは

3年前に独立して、日本酒の勉強をし始めたときに、「難しい」と思いました。
純米吟醸、大吟醸、山廃造り、きもと造り…、こういった言葉を英語や中国語で海外に伝えるのは難しい。専門用語を使わないようなブランドコンセプトにしようと最初に思いました。
違うコンセプト、わかりやすい切り口で日本酒を伝えていきたいというのが出発点なんですね。
「味」についても、一般的な日本酒と違って、すごく甘かったり、すごく辛かったりと、特殊な味の銘柄が多いです。わかりやすいコンセプトとわかりやすい味づくりからスタートしました。
 
HINEMOS
酒蔵

小田原について感じていること

小田原市で好きなところは海が近いところですね。東京にも出やすいですし、箱根・熱海といったところにも近い。立地は良いなと思います。海鮮も美味しい。
おすすめのスポットは、わんぱくランドや諏訪の原公園。子供が小さいのでよく行きます。後は商業施設のダイナシティには結構、行きますね。最近、試飲販売会もやりました。
逆に、こうなるといいなぁと思うところを挙げると、駅周辺は発展しているなという印象ですが、駅から少し離れると、生まれ育った九州宮崎と変わらない街並み。もっと産業発展してもよいのかな。と思っています。誰しもが知っている知名度ある土地ですし、もっと注目される場所としてポテンシャルがあると感じています。
小田原市を一言で表すなら、「都会の便利さと田舎らしさが共存したまち」だと感じています。

 

今後の展望は?

令和3年7月5日に酒蔵ができました。
一般的に日本酒は冬季に仕込みますが、この酒蔵は冷蔵施設にあるので、一年を通して製造でき、その生産量は県内最大規模です。しっかりと皆様に提供できる体制が整ったら、都内への直営店舗の出店を考えています。
その後は海外への進出。まずは台湾に出店して、そこで技術をしっかり学んだ後、シンガポールや香港、中国など日本酒の輸出額の多いアジア6か国に展開していこうかと。その後は、欧米含めた世界中にグローバルブランドとして広めていきたいと思っています。

その他には、バスケットが好きで、私自身約15年間、バスケットボールをやっていて、インカレにも出ていました。
なので、Bリーグを誘致したい気持ちがあります。実際に目標の一つです。いつかはNBA球団をやるのが夢です(笑)。
酒井さん

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