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移住

2021.06.08

「常にサードプレイス」都会と田舎がミックスされた小田原での新しい生活【浦川さん】

浦川さん
「コロナ禍をきっかけに住む場所を変えた」という方が増えているようです。

それはもしかすると、「住む場所を変える」ということではなくて、「自分の人生を見つめ直す」と同義かもしれません。

2021年5月に小田原に転居した浦川さんもその一人です。

移住のきっかけ

もともと「いつか東京を離れたい」という思いをずっと持っていて、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、いよいよ東京に居続ける理由がなくなったと感じ、東京を離れることを決意しました。

「小田原が絶対良い!」といった思いは正直当時はなくて(笑)、地図を漠然と辿っていたら、「小田原」を発見したという感じです。

移住Before/After

小田原は想像していたよりも、都内や近隣市町村へのアクセスが良く、都市機能とちょっと田舎でゆっくりな感じがうまく融合していて、ちょうど良いバランスだと思いました。
滋賀県出身ということもあり、関西方面へのアクセスも魅力の1つでした。
滋賀県は小田原と同じ宿場町ということもあり、ふるさとと空気感、文化、歴史などの部分で共通点を感じました。
滋賀県と大阪の距離感と都内と小田原の距離感も似ていますね。
浦川さん
2021年3月にお試し移住を体験し、3月末に物件を内見しました。
お試し移住は、観光や普通の検索ではヒットしない情報に出会えますし、移住前の疑問を解消することができます。
お試し移住では、ゲストハウスオーナーのまち歩きに加えて、不動産会社を訪問しました。
物件探しは、常に不動産会社のサイトから検索し、1回目の内見でエリアを絞り、2回目の訪問時に物件を確定しました。

小田原は、いい意味で世界が狭いですね。
地域で人と人とがつながるスピードがはやく感じるまちです。

地域のインフルエンサー的な人たちがみんなSNSをやっているので、SNS上でも繋がりやすいです。
「移住しました!」ということをツイッターでつぶやいたら、たくさんの反応があって、すぐに何名かの先輩移住者や、小田原の関係者さんとつながることができ、実際にお会いすることもできました。

小田原暮らし

自転車
ひらさわこーひー
自宅から箱根の山が見えるのですが、小田原の自然の近さを実感しますね。

平日は、市内のコワーキングスペースとして、国府津のBLENDや平澤珈琲店を利用し、テレワークをしています。
BLENDまでは、自転車で通ってます。山や海を見ながら、風を感じて通勤するのは快適ですね。

都内では自宅という生活環境の中でテレワークをしていたため、仕事と生活のメリハリがつきにくかったのですが、
小田原でのテレワークは気分転換も含めてメリハリをつけて仕事ができています。

週末はホームセンターで購入した物品でDIYをしたり、鴨宮エリアやスーパーに行ったりしています。
最近では、友人を小田原に招いて、地元の魚屋さんに行き、小田原の魚を楽しみました。
また、レンタカーを借りて近隣の地域にも出かけました。

小田原が「もっとこうなるといい」と思うこと

個人的にはサウナが好きなので、小田原駅前にサウナができたら嬉しいなぁと思っています(笑)
市内では、鴨宮エリアが買い物に便利ですが、鴨宮駅から少し遠いため、ふらっと行かれる距離感にあってほしいです。

今後やってみたいことは?

個人事業でやっているコーチングと趣味の登山やキャンプを組み合わせて、自然の中で自分を見つめ直すようなプログラムを作りたいと思っています。

都内で生活をしていて感じましたが、目の前のことに忙殺されて、気づかないうちに心も体も疲弊していたり、中長期的な自分の生き方やビジョンと向き合えていない人って結構多いんですよね(自分もそうでした)。
そういう人が自分らしく生きていくきっかけになるようなプログラムを作りたいです。

小田原は海・山などの自然がコンパクトにまとまっていて、近いため、自分の考えているプログラムを作りやすい環境だと思っています。

あとは、移住者や移住希望者が簡単につながれるようなイベントを行ってみたり、それをYoutubeで発信したり、それぞれの環境の近さ、人との近さ・繋がりのはやさをつかったことをやってみたいですね。
小田原は、自然の種類も多かったり、歴史文化もありで、コンテンツは多彩ですが、それをうまく使っているプレーヤーは少ないという印象があるので、小田原という地を使って、良い事例がつくれればと思います。

小田原を一言であらわすと?

浦川さん
常にサードプレイス」ですかね?
自宅でも職場でもない、落ち着ける・整う空間が、常にあるという状態ですね。

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