小田原発、ライフスタイルを考えるメディア

移住

2020.11.17

小田原の広い部屋で快適に。リモートワークが変えた働く場所。【平澤さん】

2020年、「新型コロナウイルス感染症」に世界中が混乱しました。
日本では、この新型感染症に対応するため、従来とは違う働き方が推奨されています。
『リモートワーク』とは、オフィスに出社せずに自宅で仕事をする働き方であり、そうであるならば、「住む場所と働く場所が近くなくてもよい」と考える人も多くなりました。

今回は、いわゆる「コロナ禍」きっかけで、住む場所を小田原に変えた、ビッグローブ株式会社の平澤さんを紹介します。

リモートワークになって、都内の会社の近くに住む意味がなくなった

ー小田原に引っ越しをきめたきっかけは?

デスク写真
コロナ禍がきっかけで、会社への出社が月に1回程度になり、会社の近くに住む意味がなくなったと思い、新しい物件を探し始めました。
物件を探す上での前提条件は、「新幹線の駅があること」でした。
緊急時を考えると、すぐに会社に行くことができる交通アクセスは欲しかったので、そういう点で、最終候補地は三島と小田原でした。
最終的に気に入った物件があった場所が小田原だったので、小田原を選んだという形ですね。
2020年の7月から探し始めて、8月末には引っ越しました。

ー物件を選ぶポイントは?

1番はインターネット環境の良い物件です。部屋の中まで光回線が来ている物件を探しました。

次に広い部屋です。大きな机にデュアルディスプレイ、色々置ける広い部屋にしました。
以前の部屋は、廊下が狭くてほしいものをいれられなかったので、廊下の広さにも注意しました。

部屋の広さでいえば、無線LANが快適なワンルームが好きです。
壁が少ないと電波が届きやすいです。
部屋

広い部屋で仕事モード

プロジェクター投影

プライベートモード

光回線

引越し前の光回線の調査は超重要!

ー小田原の印象は?

minakaから見た東口広場

小田原駅前の様子

思っていたより都会だという印象ですね。
「田舎」の街って駅を降りると自然があって、建物といえば家しかない、という印象だと思いますが、小田原は買い物に困らないし、都内の23区にあるものはだいたいあります。一部の東京23区よりも小田原の方が都会だと思う部分もあります。

行政側で転入者に対してのイベント等はありませんでしたが、各地域のコミュニティやイベントごとにfacebookグループなどSNSコンテンツが充実していて、街に入り込みやすい空気がありますね。

ー小田原暮らしの良いところを教えてください!

  1. 家賃が安くなって、部屋の広さは倍になった
  2. 不便なところはなく、コンビニやスーパーも充実してる
  3. 魚がおいしい
  4. ふとした景色がきれい
  5. 健康になった(歩くようになった)
都内に住んでいた時に比べて、広さは倍になり、家賃は安くなりました。
市内のいたるところにコンビニやスーパーがありますし、小田原駅周辺に行けば買い物にも困りません。
魚がおいしいので、よく漁港に食べに行ったりしています。スーパーのお魚も美味しくて、東京では珍しい魚もあります。
ふとした景色がきれい、というか、ちょっとした壮大な景色がある印象ですね。
都内に比べると地下鉄などの交通アクセスが弱い部分があるのですが、逆に沢山歩くようになって、ちょっと健康的になった気がします。

ー小田原に住んでみて気になる点は?

  1. 電車の待ち時間が長い
  2. 電車の中でスマホが圏外になる場所が一部ある
  3. 飲食の店舗数は都内のほうが多い
  4. 都内時代の都市ガスは安かったということに気づく
  5. みんなゆったりしてる、マイペース
部屋で仕事をする様子

スタンディングデスクとステッパーのおかげで運動不足にはなりません。

都内の交通網と比較してしまうのは酷かもしれませんが、やはり待ち時間は長いと感じました。
電車に乗る時間よりも、待っている時間のほうが長いということも。
ネット環境については、トンネルなど電車の中でスマホが圏外になる場所がありました。
東京はどこでもつながるので気になりますね。
飲食店については、やはり数という意味では都内のほうが上だと思います。
当たり前ですが、雑誌に載るような店は都内のほうが多いかもしれません。
小田原の飲食店の良いところは、美味しいものを食べさせようと全力です。お通しが美味しいですし、素材も新鮮で、自分の畑でとれた野菜を普通に使っています。

近くの店に色々入店してみるのが面白いです。
ガスは都市ガスのほうが安いですね。
街全体の空気として、ゆったりしているという感じで、ピリピリ、キビキビしてもいいタイミングでマイペースというか(笑)。
でも、そのゆったりさは魅力とも考えられますし、地域性を感じますね。

小田原の街とは?

平澤さん
新しい働き方の「はじまりのまち」ですかね。
コロナ禍でリモートワークになって、会社の近くの狭い家より、会社の遠くの広い家の方が仕事に向いています。
いきなり遠くに住むと何かあった時に困りますが、小田原なら品川まで新幹線で30分。安心です。
小田原で1年、2年と住んでほとんど新幹線を使わないなら、もっと会社の遠くに住めます。
そしたら次はどこへ行こうか考えられますね。

今、リモートワークがつらいと感じている人には、特におすすめしたいです。
広い部屋に大きな机とデュアルディスプレイ、快適な光回線で仕事する。会社で仕事をするより良いです。

小田原が気に入ればそのまま住めばいいし、数年後にもっと遠くの田舎に行ってもいいし、東京に戻ってもいい。

そういう気軽な気持ちで、住む場所を変えて、気分をリラックスさせて、視点を変えることができる、新しい働き方の第一歩「はじまりのまち」だと思います。

最後に

引越しする時に、光回線で失敗しないために見てほしい記事があります。

関連情報リンク

ページトップ