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【小田原暮らし研究】小田原でEVカーシェア事業が始まったよ!

2020年6月1日から小田原で電気自動車(Electric Vehicle = EV)のカーシェア事業が始まっているのを知っていますか?

EVカーの存在はもちろん知っていましたが、まだまだ「車=ガソリン」というイメージが根強く、EVカーは航続距離や性能の面でいろいろ問題があるのでは?といった少しネガティブなイメージを持っていましたが、実際に利用してみると「これ、かなりいいね!」な体験だったので、初めてのEVカーシェア利用についてレポートしていきます。
 
eemoカーシェアリングのバナー画像
 

サービス全体の概要や利用方法については公式サイト「eemo(イーモ)|【小田原】EVカーシェアリング(外部サイト)」をご覧頂くのが分かりやすいのですが、このEVカーシェアの一番の特徴は「全部スマホアプリで完結するよ!」です。

レンタカーを借りる時みたいに店舗に行って、書類にサインして、車の傷をチェックして、みたいな流れは一切なく、会員登録からレンタル開始、返却、お金の支払いまで全てがアプリ上で完結します。

普段からスマホアプリを活用している若い世代にとっては、とても便利なサービスになっているなぁ、と感じました。

小田原・箱根EVカーシェアリング「eemo(イーモ)」利用の流れ

1.入会する

入会方法 | EVカーシェアリング eemo(外部サイト)」から会員登録を行って免許証や支払いに必要なクレジットカードの登録を行います。
こういった書類手続きもスマホで免許証の画像を撮影してアップロードする形なので、わざわざコンビニに行って免許証のコピーを取ったりする面倒な手間はありません。
 
eemoトップ画面

トップ画面

eemoに情報を登録するときの画面

情報登録

 

2.アプリで予約する

登録審査が完了すると予約ができるようになるので、車を使いたい日程を設定して利用可能な車を探します。
6月に始まったばかりの取組みなので、まだまだ知名度が低いのか、車の予約状況にもだいぶ余裕がありました。
 
車両選択画面

車両選択画面

走行時間予測などが表示される予約確認画面

何キロ走れるか教えてくれる

 

EVカーの最大の懸念点って航続距離で「乗ってる途中で電池が切れちゃったらどこで充電できるんだろう…?」だと思うんですが、そのあたりもとても分かりやすく「何キロ走れますよ!」と教えてくれるので安心です。

小田原から約250キロというと「ちょっと名古屋に届かない?」くらいの距離ですが、かなりEVカーの性能が上がっていることが分かりますよね。ガソリン車でも名古屋まで給油無しで行こうとは思わないし。

また、アプリと連動してメールでも大事なお知らせが届くので、そのあたりも「とても丁寧に作られているサービスだな!」と感心します。

3.利用開始

現時点(2020年6月)でもすでに9箇所の拠点があるようですが、
私は家から徒歩10分位の「芦子橋交差点ステーション」を利用しました。
子供を乗せるのでベビーシートを手持ちして歩いてステーションに向かいます。
 
eemoの看板
 

おっ、ありましたね!とても分かりやすく大きな看板が出ています。
 
EVカー電源ケーブル接続部分

車に刺さった電源プラグもエヴァンゲリオンのアンビリカルケーブルを連想させてなんかワクワク。(世代じゃない方ごめんなさい)

 

こちらの事業で使われている車は日産のリーフ。未来感があってなかなかカッコいい車です。
「これ、どうやって車のカギを開けるのかな?」と最初ちょっと戸惑ったのですが、予約時間に近くなるとアプリ上の「利用開始(開錠)」ボタンが押せるようになり、それを押すと車の鍵が開く仕組みになっています。
 
 
EVカーに装備されているもの
コロナウイルス対策用の除菌スプレー
 

初めての利用なので車内の備品などをチェック。コロナ対策グッズなども充実しておりサービスのきめ細やかさを感じます。
 
チャイルドシートが車に設置されている
車の備品として常設されているジュニアシート
 

チャイルドシートを取り付けた後で気づいたのですが、ジュニアシート(3歳~9歳用)もちゃんと車の後ろに備品として用意されていました。おもてなし…!

4.いざドライブ!

子供を乗せてドライブに出発です。最初はリーフの操作方法に慣れずに少し戸惑いながらでしたが、ちょっと走ればもう大丈夫。スマートフォンと車のオーディオをBluetoothで繋げて、音楽をかけながらノリノリで箱根の方へ向けてドライブを楽しみました。

車通りが無いところで少しだけアクセルを踏み込んでみたりしたんですが(法定速度遵守!)、加速性能も申し分なく、乗り心地はガソリン車と全く遜色ありません。

運転をひとしきり楽しんだら、最近ハマっている「いこいの森(外部サイト)」方面に行って川遊び。
 
いこいの森の川の様子
 

新幹線の停まる駅から車で10~15分のところにこんなに綺麗な森と川があるなんて、つくづく小田原は贅沢な場所だなぁと思います。
 
木に生えているキノコ
google lensの画面
 

大きなキノコを見つけたのでGoogleレンズを使って調べてみました。コフキサルノコシカケでしょうか?車がEVカーに進化していくように、自然の中での遊び方もテクノロジーの力で楽しみ方のバリエーションが増えています。
 
小田原市上府中公園の様子
 

川遊びの次は「上府中公園(外部サイト)」に行って砂遊び。広くて設備が整っている素敵な公園なので、たくさんの子供たちが思う存分駆け回って遊んでいました。

5.返却

丸一日小田原周辺での遊びを満喫して車を返却。レンタカーとの大きな違いとして「返すときにガソリンを入れる手間が無い」というのがとても「ラクチンだな!」と思いました。

1日遊んで疲れている時に「ガソリンスタンドどこだっけ…?」と探すのって結構面倒なんですよね。
 
返却時のチェックリスト

返却時のチェックリスト

返却時のチェックリスト

利用状況の確認

 

返却時にはこんなふうにチェックリストが表示されるので、それを見ながら忘れ物などが無いかあらためて確認します。最後まで「痒い所に手が届いた素敵なサービスだな!」と感心しっぱなし。

最後に:地方に住んで「車を所有しない暮らし」を実現できる?

東京などの都会から地方に引っ越す際にコスト面で気になるのが「土地や家賃は安くなるけど、車を持たないといけないからトータルのコストとしてはあんまり変わらないんじゃない?」という懸念があると思います。

実際、駅から徒歩10分以内のマンションに住んでる私でも「車を持っていたらもっと便利かなぁ?」と車が欲しくなったりする時もあるのですが、今回利用したEVカーシェアの登場で少し気持ちに変化がありました。

そもそも小田原付近に住んでいる方はマイカーを持っている方が多いので、東京に住んでいた時よりも格段にレンタカーの予約が取りやすく、週に1回程度しか車を利用しない私にはレンタカーだけでも不満は無かったのですが、EVカーシェアサービスがあると更に選択肢が広がって「車を所有しない暮らし」のリアリティが増したように感じます。

この事業はまだ始まったばかりで、2022年までには100台の導入を予定しているとの事ですので、小田原駅付近にお住まいの方だけでなく、もう少し離れているところに住んでいる方でも、車を持たない「エコでお得な地方暮らし」が実現できるかも?と今後のサービス拡充を期待しています。

ライター剣持貴志
▼Twitter
https://twitter.com/kenmochita
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