移住
2022.05.10
ないものもみんなで作れるまち【渡辺さん・移住】
移住してみて100%完璧な場所はないと思います。だけど小田原は、人と人とのつながりが多く、「ないものはどうしようか?、、、作っちゃおう!」と気づいたら一緒に考えて動いてくれる仲間・環境がある魅力的なまち。 そう語ってくれたのは、2020年の3月末、山口県から移住してきた渡辺さんの小田原暮らしが始まるエピソードから現在までのお話を伺ってみました。
小田原移住のきっかけ
私はもともと埼玉県に住んでいて、転勤で山口県へ引っ越しましたが、同じく転勤で山口県にいた夫が先に東京へ戻り、子どもたち3人と私で数年山口に住んでいました。
山口県は居心地が良くて、私はずっとここでいいかもと思っていましたが、子どもの進学などのタイミングを考えると動くなら今しかない!と気づいたきっかけで移住を検討し始めました。移住先については、夫の職場への距離や、親や親戚が関東の方にいるので、あまり遠くにいると何かあった時に困るかなぁと思い、関東近辺で探しました。実はこれが、移住する半年前なので、かなりのスピード移住だったと思います。
夫が静岡県出身ということと、新幹線で通勤が可能な場所ということで、最初は三島駅周辺を検討しました。なので、はじめから小田原と考えていた訳ではなかったんです。そんな中、三島駅から東京駅までの新幹線ルートにある「小田原はどう?」という夫の一言から、小田原を調べ始めました。夫も私自身も昔から小田原は何となく良いイメージがあって、私は子どもの頃に埼玉から家族旅行で来たこともあったので、「いいんじゃない」と即答。そこから物件探しが始まりました。
山口県は居心地が良くて、私はずっとここでいいかもと思っていましたが、子どもの進学などのタイミングを考えると動くなら今しかない!と気づいたきっかけで移住を検討し始めました。移住先については、夫の職場への距離や、親や親戚が関東の方にいるので、あまり遠くにいると何かあった時に困るかなぁと思い、関東近辺で探しました。実はこれが、移住する半年前なので、かなりのスピード移住だったと思います。
夫が静岡県出身ということと、新幹線で通勤が可能な場所ということで、最初は三島駅周辺を検討しました。なので、はじめから小田原と考えていた訳ではなかったんです。そんな中、三島駅から東京駅までの新幹線ルートにある「小田原はどう?」という夫の一言から、小田原を調べ始めました。夫も私自身も昔から小田原は何となく良いイメージがあって、私は子どもの頃に埼玉から家族旅行で来たこともあったので、「いいんじゃない」と即答。そこから物件探しが始まりました。
情報集め
私たちは住むエリアを小田原駅周辺に絞り、家族5人で住める物件があるかサイトで調べるところから始めました。そこから夫が何度か小田原を訪れましたが、良い物件に巡り合えず、最終的には私も一度現地に行って土地を決めて、超特急で新築を建てた感じですね。
小田原の移住セミナーなどには参加できませんでしたが、「オダワラボ」の移住に関する情報(移住者インタビュー記事、子育て情報、小田原の魅力情報)を見て、(小田原なら移住後も)なんとかなるかぁと思うことができたんです。
小田原の移住セミナーなどには参加できませんでしたが、「オダワラボ」の移住に関する情報(移住者インタビュー記事、子育て情報、小田原の魅力情報)を見て、(小田原なら移住後も)なんとかなるかぁと思うことができたんです。
小田原移住の決め手
1.東京への通勤の利便性
新幹線で東京へ通えることはもちろん、在来線(JR東海道線、小田急線)でも通える位置にある小田原が魅力的でした。
2.人とのつながりがある地域に住みたかった
生活コストについて
コスト面としては大きく変わった感はありませんが、以前住んでいた地域に比べると、習い事のコストは1.5倍高いという印象です。 食費に関して言えば、お野菜は畑に行って、採った分を買わせていただいたり、その時に「これ作ったから持って行きなぁ~!」など貨幣経済とは別の、人との繋がりが物の繋がりになって、おカネでははかれない豊かさが大きいと感じています。
思った以上につながりがある地域
結果的に小田原に来て良かったなと思っています。 もともと自分から新しいところに入るのが得意なタイプではないのと、移住とコロナ禍の始まりが重なったため、始めはずっと家にいました。 そんな中、偶然知り合った方とのつながりをきっかけに輪が広がって、地域の素敵な方にたくさん出会わせていただけました。つながりってすごいなぁ!!ご縁ってすごいなぁと感じました。
同じ思いをもった人との出会い
子どもの幼稚園の保護者というきっかけで集まったメンバーと、「地元の事業者さんと地元に暮らす人をつないでみんなにhappyを届けたい!」という思いからマルシェを始めました。
このマルシェは、地元店舗の商品をオンラインで注文すると、1カ所で注文した商品を受け取れる仕組みです。 小田原周辺のお店や生産者の方の美味しいものをただ売るだけではなく、お店のこだわりや思いをカタログで紹介することで、お店について知っていただき、マルシェの後も直接足を運ぶきっかけにしてもらえるよう工夫しました。 実際に利用してくださった方には、楽しい食卓づくりにお役立ていただけたと好評いただき、お店の方からも、マルシェをきっかけに来店された方もいらしたとお聞きして、始めて良かったなぁと思っています。
これからは、これまでのマルシェのコンセプトを生かしつつ、マルシェで協力いただいた「ゲストハウスめだか荘」や、今回の取材で利用させていただいた「大久寺(※1)」などにも協力いただいて、子どもや大人たちの幅広い世代や、地元の人や新たに地域にきた方などがつながるきっかけとなるような場づくりにも挑戦していきたいです。それが結果的に地域で暮らす安心感や、何かあった時に協力できる関係づくりにもつながればいいなと思っています。めだか荘や大久寺もすごく協力的で、色んな事をやっていこうと言ってくださっている ので、もっと一緒になって発信していきたいです。
このマルシェは、地元店舗の商品をオンラインで注文すると、1カ所で注文した商品を受け取れる仕組みです。 小田原周辺のお店や生産者の方の美味しいものをただ売るだけではなく、お店のこだわりや思いをカタログで紹介することで、お店について知っていただき、マルシェの後も直接足を運ぶきっかけにしてもらえるよう工夫しました。 実際に利用してくださった方には、楽しい食卓づくりにお役立ていただけたと好評いただき、お店の方からも、マルシェをきっかけに来店された方もいらしたとお聞きして、始めて良かったなぁと思っています。
これからは、これまでのマルシェのコンセプトを生かしつつ、マルシェで協力いただいた「ゲストハウスめだか荘」や、今回の取材で利用させていただいた「大久寺(※1)」などにも協力いただいて、子どもや大人たちの幅広い世代や、地元の人や新たに地域にきた方などがつながるきっかけとなるような場づくりにも挑戦していきたいです。それが結果的に地域で暮らす安心感や、何かあった時に協力できる関係づくりにもつながればいいなと思っています。めだか荘や大久寺もすごく協力的で、色んな事をやっていこうと言ってくださっている ので、もっと一緒になって発信していきたいです。
(※1)大久寺は、小田原城主大久保忠世を開基とするお寺で、大久保家の菩提寺です。大久保一族の墓所は市の史跡に指定されています。由緒あるお寺でありながら、地域のために行事を行い、誰でも気軽に立ち寄れる場を提供してくれています。
@daikyuji_temple_odawara(大久寺 インスタグラム)
@daikyuji_temple_odawara(大久寺 インスタグラム)
小田原を一言であらわすと
「ないものもみんなで作れるまち」です。
移住者は、その地域が素敵なところだと思ってやってくることが多いと思いますが、他のいろいろな地域と比べることができてしまうからこそ、暮らし始めてから、もっとこうだったらいいのに、と気付くことも多いように思います。
そんな時、そんな気付きを移住者も地元の方も一緒になってシェアして、ないなら自分たちで何とかしよう、と一緒に挑戦できる。そんな挑戦を応援し、協力してくれる方も大勢いる。そんなおおらかさや懐の深さが、小田原の魅力だと思います。
移住者は、その地域が素敵なところだと思ってやってくることが多いと思いますが、他のいろいろな地域と比べることができてしまうからこそ、暮らし始めてから、もっとこうだったらいいのに、と気付くことも多いように思います。
そんな時、そんな気付きを移住者も地元の方も一緒になってシェアして、ないなら自分たちで何とかしよう、と一緒に挑戦できる。そんな挑戦を応援し、協力してくれる方も大勢いる。そんなおおらかさや懐の深さが、小田原の魅力だと思います。
今後やってみたいこと
野菜マルシェをしたり、畑で作業体験をさせていただいたりすることもあるのですが、自分でも野菜作りできるようになれたらいいな、というあこがれがあります。自然豊かな小田原で、その恵みでおいしい野菜を作って食べられるなんて、こんな素敵なことはないと思います。
子ども達にとってはここがふるさとになっていきます。ここで様々な体験をもっとさせたいし、私も一緒にいろいろやってみたいです。出会いやハプニングも楽しみながら、ここだからこそできること、初めてのことなど、なんでも挑戦していきたいと思っています。
子ども達にとってはここがふるさとになっていきます。ここで様々な体験をもっとさせたいし、私も一緒にいろいろやってみたいです。出会いやハプニングも楽しみながら、ここだからこそできること、初めてのことなど、なんでも挑戦していきたいと思っています。
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