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移住

2025.09.16

【リファラル移住制度レポート】
「ちょうどいい」「気持ちがほぐれる」小田原で出会った先輩移住者と歩む新しい暮らし(大橋さん・近藤さん)

リファラル移住制度とは?

小田原市が実施する 「リファラル移住制度」 は、市民や先輩移住者からの“紹介”を通じて移住をサポートするユニークな制度です。
信頼できる人から直接「小田原っていいところだよ」と薦めてもらうことで、インターネットやパンフレットでは伝わりにくいリアルな魅力を知ることができます。

制度を利用すると、紹介者・移住者の双方に地域で使える商品券が贈られ、暮らしのスタートをちょっと嬉しくしてくれる仕組みも。なにより「人のつながり」から始まるのが大きな特徴です。

今回ご紹介するのは、大橋さん(紹介者)と近藤さん(移住者)のお二人。お二人はおだわら市民学校での出会いをきっかけに、この制度を活用しました。

リファラル移住制度について詳しくはこちら

※おだわら市民学校とは…
さまざまなまちづくりの現場で活躍する実践者の皆さんを講師に迎え、座学や現場体験を織り交ぜた学びで 、小田原を深く知り、地域の課題解決の担い手を育成することを目指す2年制の学校です。

おだわら市民学校の詳細はこちら

 

お二人のプロフィール

大橋さん(紹介者)

数年前に小田原へ移住。歴史や文化を愛し、自身も「移住者」である経験から、小田原の“ちょうどよさ”を実感した日々を過ごしている。

近藤さん(移住者)

2025年6月に横浜から小田原へ移住。
歴史好きで、おだわら市民学校の教養課程「郷土の魅力を知り伝える」への参加をきっかけに地域との関わりを深めた。
移住後は職を変えることなく、夫婦で都内通勤をしながら小田原での生活を楽しんでいる。

リファラル
市民学校で知り合った近藤さん(左)と大橋さん(右)

インタビュー

ー 出会いは市民学校から

二人の出会いはおだわら市民学校の教養課程「郷土の魅力を知り伝える」でした。

近藤さん(移住者)

北条五代に興味をもち、小田原市の市民学校の教養課程を見つけて問い合わせしたところ、参加できることになりました。そこで大橋さんと同じグループになって、自然と話す機会が増えました。

大橋さん(紹介者)

市民学校で会うたびに少しずつお話するようになって、気がついたら仲良くなっていたんです。
小田原のことをもっと知りたい、という近藤さんの熱意を感じて、自分が移住者として体験したことを伝えたいと思いました。

ーリファラル制度はどう知りましたか

大橋さん(紹介者)

オダワラボを見ていて、この制度を見つけました。すでに小田原に興味を持ってくれている近藤さんにぴったりだと思いました。
自分自身も移住者なので、“小田原の居心地の良さ”は胸を張って薦められました。

近藤さん(移住者)

大橋さんから教えてもらいました。小田原で暮らす魅力を聞いているうちに、自然と小田原に移住してみようかなという気持ちになっていきました。

ー 小田原のどのような点をPRしましたか

大橋さん(紹介者)

交通の便が良いところですね。始発駅が複数あるし、新幹線も使えるので都内通勤している近藤さんでも通勤可能です。また、町のサイズ感も絶妙。人と空間のバランスがちょうどよくて居心地がいい。日常的に文化や歴史に触れられるのも魅力です。海や山もすぐそこにあって、箱根なら車で30分。思い立ったらふらっと行けるということをPRしました。

ー 紹介者からのPRを受けて、どのように感じましたか

近藤さん(移住者)

やっぱり小田原っていいところなんだよなと実感できました。
実際に住んでいる方の体験を聞けるのはとても大きいと思います。
移住して、市民学校で学んだことを活かした地域活動などが出来たらいいなと思いました。

ー 小田原に住んで最初に良かったなと感じたことはありますか

近藤さん(移住者)

移住して最初に驚いたのは、“鳥の鳴き声が聞こえる”ということでした。元々野鳥観察が好きだったのですが、家にいて鳥の声が聞こえてくるのは驚きました。以前の住まいはにぎやかなところで常に外の人や車の音や気配を感じていたので、気持ちがすごく和らぎます。

ー 小田原暮らしの魅力はどこだと思いますか

大橋さん(紹介者)

小田原は、山や海といった自然に恵まれているだけでなく、日常生活に必要な商業施設や文化施設も整っていて、そのバランスの良さがとても魅力的だと思います。市内のあちこちに遺跡や保存された古い建物が残っていて歴史を学べる一方、三の丸ホールのように現在進行形の文化に触れられる場もある。
小田原駅や小田原城の周辺は観光客でにぎわいがあり、常に人の流れがあって活気があります。その中で過ごすと、自然とよそ者といった感覚がなく、居心地の良さを感じられます。

近藤さん(移住者)

小田原は歴史があり、文化があり、海も山もあって、新鮮でおいしい魚や下中玉ねぎなどの自然の恵みも豊か。
そして、新幹線が使えて都心からも適度な距離感にある。便利さと自然や文化の豊かさが同居しているのが、何よりの魅力だと思います。

ー 小田原を一言で表すと

大橋さん(紹介者)

私にとっては「ちょうどいい」ですね。
生活に必要な機能は揃っているし、自然や歴史にも触れられる。都内との距離もちょうどいい。これから何十年も暮らしていく中で、自分の力で生活を営んでいけるイメージが持てます。

近藤さん(移住者)

私は「気持ちがほぐれる」です。
横浜にいた頃は都市部ならではの過密による窮屈さを感じていましたが、小田原ではのんびり過ごせます。人との距離感も程よく感じられ、精神的にとても落ち着きます。鳥の声に癒されるというのもそうですが、"心おだやかに生活していける"と感じられるのが大きいですね。

商品券贈呈

ー リファラル移住制度の商品券で何を購入する予定ですか?

制度の特典として小田原箱根地域の木製品のアンテナショップであるハルネ小田原「TAKUMI館」で使用できる商品券1万円分を贈呈しました。どんな商品を選ばれるのか楽しみです。

近藤さん(移住者)

私は食器ですね。特にお皿。
日常的に使うものなので、いただいたお皿を使うたびに小田原での暮らしと大橋さんとのご縁を実感できると思います。

大橋さん(紹介者)

私は家具(椅子)が欲しいです。TAKUMI館の家具を見て「素敵だな」と思っていたので、この機会にぜひ買ってみたいです。

小田原市

担当者から一言

リファラル移住制度をご利用いただき誠にありがとうございます。

リファラル移住制度は「人と人のつながり」から始まる移住支援です。
今回、大橋さんと近藤さんの出会いはおだわら市民学校でした。そこから制度につながり、さらに移住へと実現しました。

「ちょうどいい」
「気持ちがほぐれる」

二人の言葉は、そのまま小田原暮らしの魅力を表しています。
制度がきっかけで広がる人の輪と暮らしの豊かさ。小田原が持つ“ちょうどよさ”を象徴するエピソードとなりました。
それぞれの小田原での生活がより豊かなものになることを願っています!

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小田原市の暮らしに興味がある方、実際に移住を検討している方を対象に、様々な移住サポートメニューをご用意しています。子育て環境、教育のこと、住まいのこと、買い物事情や仕事のことなど、皆様の疑問を解決します。気になる制度や施設などのご案内も行いますので、お気軽に利用してください。先輩移住者のお話を聞きたい方も大歓迎です!

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