移住
【リファラル移住制度レポート】
「ちょうどいい」「気持ちがほぐれる」小田原で出会った先輩移住者と歩む新しい暮らし(大橋さん・近藤さん)

リファラル移住制度とは?
小田原市が実施する 「リファラル移住制度」 は、市民や先輩移住者からの“紹介”を通じて移住をサポートするユニークな制度です。
信頼できる人から直接「小田原っていいところだよ」と薦めてもらうことで、インターネットやパンフレットでは伝わりにくいリアルな魅力を知ることができます。
制度を利用すると、紹介者・移住者の双方に地域で使える商品券が贈られ、暮らしのスタートをちょっと嬉しくしてくれる仕組みも。なにより「人のつながり」から始まるのが大きな特徴です。
今回ご紹介するのは、大橋さん(紹介者)と近藤さん(移住者)のお二人。お二人はおだわら市民学校での出会いをきっかけに、この制度を活用しました。
リファラル移住制度について詳しくはこちら
※おだわら市民学校とは…
さまざまなまちづくりの現場で活躍する実践者の皆さんを講師に迎え、座学や現場体験を織り交ぜた学びで 、小田原を深く知り、地域の課題解決の担い手を育成することを目指す2年制の学校です。
お二人のプロフィール
大橋さん(紹介者)
数年前に小田原へ移住。歴史や文化を愛し、自身も「移住者」である経験から、小田原の“ちょうどよさ”を実感した日々を過ごしている。
近藤さん(移住者)
2025年6月に横浜から小田原へ移住。
歴史好きで、おだわら市民学校の教養課程「郷土の魅力を知り伝える」への参加をきっかけに地域との関わりを深めた。
移住後は職を変えることなく、夫婦で都内通勤をしながら小田原での生活を楽しんでいる。

インタビュー
ー 出会いは市民学校から
二人の出会いはおだわら市民学校の教養課程「郷土の魅力を知り伝える」でした。
近藤さん(移住者)
大橋さん(紹介者)
小田原のことをもっと知りたい、という近藤さんの熱意を感じて、自分が移住者として体験したことを伝えたいと思いました。
ーリファラル制度はどう知りましたか
大橋さん(紹介者)
自分自身も移住者なので、“小田原の居心地の良さ”は胸を張って薦められました。
近藤さん(移住者)
ー 小田原のどのような点をPRしましたか
大橋さん(紹介者)
ー 紹介者からのPRを受けて、どのように感じましたか
近藤さん(移住者)
実際に住んでいる方の体験を聞けるのはとても大きいと思います。
移住して、市民学校で学んだことを活かした地域活動などが出来たらいいなと思いました。
ー 小田原に住んで最初に良かったなと感じたことはありますか
近藤さん(移住者)
ー 小田原暮らしの魅力はどこだと思いますか
大橋さん(紹介者)
小田原駅や小田原城の周辺は観光客でにぎわいがあり、常に人の流れがあって活気があります。その中で過ごすと、自然とよそ者といった感覚がなく、居心地の良さを感じられます。
近藤さん(移住者)
そして、新幹線が使えて都心からも適度な距離感にある。便利さと自然や文化の豊かさが同居しているのが、何よりの魅力だと思います。
ー 小田原を一言で表すと
大橋さん(紹介者)
生活に必要な機能は揃っているし、自然や歴史にも触れられる。都内との距離もちょうどいい。これから何十年も暮らしていく中で、自分の力で生活を営んでいけるイメージが持てます。
近藤さん(移住者)
横浜にいた頃は都市部ならではの過密による窮屈さを感じていましたが、小田原ではのんびり過ごせます。人との距離感も程よく感じられ、精神的にとても落ち着きます。鳥の声に癒されるというのもそうですが、"心おだやかに生活していける"と感じられるのが大きいですね。
商品券贈呈
ー リファラル移住制度の商品券で何を購入する予定ですか?
制度の特典として小田原箱根地域の木製品のアンテナショップであるハルネ小田原「TAKUMI館」で使用できる商品券1万円分を贈呈しました。どんな商品を選ばれるのか楽しみです。
近藤さん(移住者)
日常的に使うものなので、いただいたお皿を使うたびに小田原での暮らしと大橋さんとのご縁を実感できると思います。
大橋さん(紹介者)
小田原市
担当者から一言
リファラル移住制度をご利用いただき誠にありがとうございます。
リファラル移住制度は「人と人のつながり」から始まる移住支援です。
今回、大橋さんと近藤さんの出会いはおだわら市民学校でした。そこから制度につながり、さらに移住へと実現しました。
「ちょうどいい」
「気持ちがほぐれる」
二人の言葉は、そのまま小田原暮らしの魅力を表しています。
制度がきっかけで広がる人の輪と暮らしの豊かさ。小田原が持つ“ちょうどよさ”を象徴するエピソードとなりました。
それぞれの小田原での生活がより豊かなものになることを願っています!