移住
2017.03.31
気がついたら、小田原にいた。
上京してから、横浜や都内、千葉を転々としたけど、神奈川に住んだときはなんかいい風に転がったイメージがあって、神奈川に越そうと思ったんです。
今まで海の近くに住んだことがなかったんで、横浜とか湘南とか葉山とか探してたんだけど、なかなか条件に合う部屋がなくて・・・。
何となくグーグルマップ見てたら、「ん?小田原って海近いじゃん」って。
これまでにも、何度かFMおだわらの番組に出るのに小田原には来たことがあったけど、山のイメージしかなかった。
それで、そのとき付き合ってた彼女に「明日、不動産屋さん探しに行ったらたぶん見つかるで」って言って、探しにきたその日に決まったんです。
そういう直感が当たるんですよ(笑)
それが2014年の7月ですね。
空気が淀んでない気がする
妹尾研祐(セノケン)さん(40歳代)
小田原は、精神衛生上とてもいいです。
なんていうのかな、淀んだ感じがしないんです。
山もあるし、海もあるし、常に空気が動いているというか。
都内も埼玉も千葉の内陸部も、空気がずっと停滞してる感じがして。
なんていうのかな、淀んだ感じがしないんです。
山もあるし、海もあるし、常に空気が動いているというか。
都内も埼玉も千葉の内陸部も、空気がずっと停滞してる感じがして。
小田原はビビッド
あと、色彩がビビッドだなって思いますね。
初めて小田原に家を探しに来た時、海とかの色味が違うんですよ。
それに輪郭がはっきりしてて、くすんでない。
暑い時ももわーっとした感じがしないし(笑)
初めて小田原に家を探しに来た時、海とかの色味が違うんですよ。
それに輪郭がはっきりしてて、くすんでない。
暑い時ももわーっとした感じがしないし(笑)
客席の一番後ろで見ている自分がいる
ライブは全力でやることはないです。
必ず、客席の一番後ろで見ている自分がいます。
どう見えてるか、どう見えてるはずというのを冷静に分析してます。
10代の時、事務所で口酸っぱく言われたんですよ。
「プロなら70%でやって、120%に見せろ」と。
それと、「自分がどう見られたいのか考えて、周りからそう見てもらえるように言動や行動を意識しろ」。
「周りがそう見るようになったら、今度はその人たちがどうしてほしいかっていうのを考えて、してほしいと思うことをやれ」とも言われましたね。
それに、正直ライブは怖いです。
ステージに立って楽しいって思ってたのはバンド始めて数回くらい。
ステージの大きさにかかわらず、「こいつショボいな」って思われたら終わりでしょ。
次はないんで。
常に何かが前回を超えていかないといけないプレッシャーが付きまといますね。
一番プレッシャーなのは、支払いですけど(笑)
必ず、客席の一番後ろで見ている自分がいます。
どう見えてるか、どう見えてるはずというのを冷静に分析してます。
10代の時、事務所で口酸っぱく言われたんですよ。
「プロなら70%でやって、120%に見せろ」と。
それと、「自分がどう見られたいのか考えて、周りからそう見てもらえるように言動や行動を意識しろ」。
「周りがそう見るようになったら、今度はその人たちがどうしてほしいかっていうのを考えて、してほしいと思うことをやれ」とも言われましたね。
それに、正直ライブは怖いです。
ステージに立って楽しいって思ってたのはバンド始めて数回くらい。
ステージの大きさにかかわらず、「こいつショボいな」って思われたら終わりでしょ。
次はないんで。
常に何かが前回を超えていかないといけないプレッシャーが付きまといますね。
一番プレッシャーなのは、支払いですけど(笑)
隙間が大切
自分の思いを伝えることは大切。
でも、詩を書く時、自分の考えは6割くらいに抑えておく。
全部自分の考えだったら、それは自分の考えの押し付けでしかないから。
その隙間に聞いている人が入り込むことができる。
自分の過去と重ねてみたり、なんか聞いたことあるなと創造してみたり。
最近の音楽はそんな隙間がなさ過ぎるんだよね。
パソコンとかで簡単に曲を作れるし、何の音だかわかんないような音まで盛りに盛ってる感じ。
ビートルズなんかは隙間だらけ。
でも、バンド始めた当時は、バリバリのロックだったから、「これの何がいいの?」って思ってたけど(笑)
今はそんな隙間の大切さがよくわかる。
そういう意味で、小田原も隙間が多いところだよね。
いろんな人のいろんな部分に重なることができる。
でも、詩を書く時、自分の考えは6割くらいに抑えておく。
全部自分の考えだったら、それは自分の考えの押し付けでしかないから。
その隙間に聞いている人が入り込むことができる。
自分の過去と重ねてみたり、なんか聞いたことあるなと創造してみたり。
最近の音楽はそんな隙間がなさ過ぎるんだよね。
パソコンとかで簡単に曲を作れるし、何の音だかわかんないような音まで盛りに盛ってる感じ。
ビートルズなんかは隙間だらけ。
でも、バンド始めた当時は、バリバリのロックだったから、「これの何がいいの?」って思ってたけど(笑)
今はそんな隙間の大切さがよくわかる。
そういう意味で、小田原も隙間が多いところだよね。
いろんな人のいろんな部分に重なることができる。
やりたいこと
世界には、銃で人を殺してしまった少年もいる。
そうしないと生きていけないから。
戦争や銃がいけないというのはわかるけど、彼らはそれがいけないことだと教わっていない。
学校もないから。
もし、俺の音楽で100億円でも稼げたら、彼らのために学校を作りたい。
地域の児童福祉施設とかでライブをやったりもしますね。
俺はそういう子たちを可哀想だとは思わない。
ただ、彼らはライブに来ようと思ってもなかなか来れないから、それならこっちからいくよって。
だから、小田原でもそんな機会があったら是非行きたいですね。
そうしないと生きていけないから。
戦争や銃がいけないというのはわかるけど、彼らはそれがいけないことだと教わっていない。
学校もないから。
もし、俺の音楽で100億円でも稼げたら、彼らのために学校を作りたい。
地域の児童福祉施設とかでライブをやったりもしますね。
俺はそういう子たちを可哀想だとは思わない。
ただ、彼らはライブに来ようと思ってもなかなか来れないから、それならこっちからいくよって。
だから、小田原でもそんな機会があったら是非行きたいですね。
小田原が一番好きですね、お世辞じゃなくて。
そういう生活の中での小田原は、すごく波長がいいです。
小田原の海は西湘バイパスで隔てられててプライベートビーチみたいだし、箱根も1時間もかからないで行けるし、伊豆スカイラインをミニクーパーで走ってると、カーグラフィックTVの気分になれるし。
小田原には癒しとエネルギーの両方がありますね。
空気が動いている、滞っていないっていうのが、すごくいいんだと思います。
どこ行くにしてもスコッと行けるし、渋滞してても、窓開けてれば風が入ってきてイラッとしないし。
都内だと、本当にイライラするんですよね(笑)
あと、海の表情も毎日違うし、ちょっと高台で見る夜景も華美じゃないのがいいんです。
それに作り込まれすぎてない建造物群が好きです、ちょっと寂しいくらいの感じが(笑)
これまでいろんなとこに住んでますが、小田原が一番好きですね、お世辞じゃなくて。
小田原の海は西湘バイパスで隔てられててプライベートビーチみたいだし、箱根も1時間もかからないで行けるし、伊豆スカイラインをミニクーパーで走ってると、カーグラフィックTVの気分になれるし。
小田原には癒しとエネルギーの両方がありますね。
空気が動いている、滞っていないっていうのが、すごくいいんだと思います。
どこ行くにしてもスコッと行けるし、渋滞してても、窓開けてれば風が入ってきてイラッとしないし。
都内だと、本当にイライラするんですよね(笑)
あと、海の表情も毎日違うし、ちょっと高台で見る夜景も華美じゃないのがいいんです。
それに作り込まれすぎてない建造物群が好きです、ちょっと寂しいくらいの感じが(笑)
これまでいろんなとこに住んでますが、小田原が一番好きですね、お世辞じゃなくて。