移住
2023.05.11
小田原市民が移住者を呼び込んだ!【リファラル移住・穂田さん・宮本さん】
リファラル移住制度を利用してくださった、おふたりからの声をご紹介します。
穂田さんが理事を務める「NPO法人おだわらイノシカネット」で狩猟を体験コンテンツとして行っていた時に、参加者として宮本さんが横浜から来たことがきっかけで二人は出会いました。宮本さんは狩猟に興味があり、狩猟免許の取得・イノシカネットの捕獲活動への参加、また、小田原のジビエ解体処理施設での勤務など、小田原の狩猟の活動に積極的に関わっていくなかで、穂田さんと宮本さんは狩猟に関する師弟関係のようになっていきました。二人の交流は小田原の狩猟だけでなく、お互いの人生にとっても大切な出会いとなりました。
◆ 紹介者名:穂田芳雄さん(左)
◆ 移住者名:宮本亮さん(右)◇ 紹介者と移住者の関係性:狩猟を通して知り合った師匠的関係性
◇ エントリーした日:2023.1.27
◇ 移住報告した日:2023.3.16
紹介者
穂田さん
ーなぜ紹介しようと思いましたか
穂田さん
宮本さんが横浜からバイクで片道1時間の距離を毎日通っていて大変そうだったのと、狩猟に大変前向きで若い世代の担い手として小田原で活躍して欲しいと思ったからです。
ー小田原のどのような点をPRしましたか
穂田さん
魚や柑橘類だけじゃなく、山ではジビエ食材が捕れ、山菜や春夏秋冬の山の恵みも採れる事をPRしました。
ー小田原の魅力を教えてください
穂田さん
小田原に住んで80年経ちますが、自分の捕獲活動に賛同して若い世代が小田原にきてコミュニティが広がり盛り上げようとしてくれていることや、都内にはない自然の豊かさや文化、歴史など、若い世代の方を魅了する『物』ではなく、小田原という土地の環境や人との繋がり、触れ合いだと思います。
移住者
宮本さん
ー小田原移住を考えたきっかけは何ですか
宮本さん
狩猟がやりたかったので、狩猟が出来る場所を探していたということと、小田原に約1年毎日通うようになって、小田原の空気感や景色、四季折々の自然の移り変わりを飽きずに見ることができ、自分に合っている場所だと感じたことです。
ー移住の決め手は何でしたか
宮本さん
狩猟のできる場所ということが大きな決め手でしたが、狩猟を通じて小田原在住の先輩方から狩猟以外の事を沢山学べたことも決め手の一つでした。
横浜に住んでいた時は食材をスーパーで買い、不足したらまた買う、という生活を行っていましたが、小田原で過ごしてからは、食材は人から頂いたり、山の恵みを頂いたり、無いモノは買うより作るといった考えた方を先輩方に教わり、小田原に移住したら身も心も鍛えられたくましくなれると思ったんです。
横浜に住んでいた時は食材をスーパーで買い、不足したらまた買う、という生活を行っていましたが、小田原で過ごしてからは、食材は人から頂いたり、山の恵みを頂いたり、無いモノは買うより作るといった考えた方を先輩方に教わり、小田原に移住したら身も心も鍛えられたくましくなれると思ったんです。
ー住んでみて気づいたことを教えてください
宮本さん
観光地のイメージが強かったので、暮らすには不便なのかと思っていましたが、スーパーなども沢山あるので、便利で暮らしやすいです。交通アクセスが良いのも良いですね。都内の方も狩猟のイベントに参加しやすいと思います。
ー小田原の魅力を教えてください!
宮本さん
海、川、山の自然がものすごく近い距離にあり、魅力がギュッと詰まった地域だと感じました。特に狩猟を始めてジビエ食材の捕獲、解体、命の恵みを無駄なく頂きとても考えさせられる生き方を教えてくれました。横浜に住んでいた時に年下の方や同世代の方とお話するより小田原在住の人生の先輩方とお話をした方が発見や勉強になりました。自然豊かなのもそうですが小田原に住む方々の温かさも魅力の1つだと移住して感じました。
小田原で暮らしてみて思ったこと
宮本さん
小田原に来て農業の楽しさも知りました。農業関係も穂田さんの助けを借りてしまうのですが、自分で作った食材を食べると有難みが違いました。また、季節によって収穫できるものが違うのもワクワクします!旬のものを食べられるのは幸せです。ただ、季節によってイノシシが現れるので、作物が荒らされないよう対策をする必要がありますね。
穂田さん
小田原近隣の田畑を猪や鹿の被害から守るための互助組織「おだわらイノシカネット」では、一般の方向けに、座学から実際に山の中に罠を仕掛け、捕獲できたら解体を体験できる「くくり罠塾」というプログラムを実施しています。罠の免許は小田原ではない場所でも取得できますが、意外と免許取得後に関わるきっかけとなるプログラムがなく困っている人がいると聞き、取得後の関わりの場(罠作り、しかけ作り、止め刺し、解体)をつくりました。誰でも体験できる場にすることで、小田原に来てもらえるきっかけになれば嬉しいですね。
もともと狩猟に興味のあった宮本さんは、この「くくり罠塾」をきっかけに小田原へ通い、狩猟の魅力を知ったことから、「ジャパン・マルチハンターズ(株)」に勤務し、小田原に移住しました。その後も「小田原ジビエサミット」を開催するなど、神奈川県西部地域の野生鳥獣による農作物被害に対する啓発活動を行っています。
NPO法人おだわらイノシカネット(外部サイトリンク)
小田原近隣の田畑をイノシシやシカの被害から守るため、罠の製作、 設置から止め刺し、解体までを助け合う互助組織です。
小田原近隣の田畑をイノシシやシカの被害から守るため、罠の製作、 設置から止め刺し、解体までを助け合う互助組織です。
ジャパン・マルチハンターズ(株)(外部サイトリンク)
神奈川県西部地域の有害鳥獣の駆除による捕獲と許可を得たジビエ解体処理施設での食肉販売、ジビエ加工品、鹿レザー販売、スカルトロフィーの展示会、ペットフード利用など無駄にすること無く利活用を行っています。
神奈川県西部地域の有害鳥獣の駆除による捕獲と許可を得たジビエ解体処理施設での食肉販売、ジビエ加工品、鹿レザー販売、スカルトロフィーの展示会、ペットフード利用など無駄にすること無く利活用を行っています。
商品券贈呈
小田原箱根地域の木製品のアンテナショップであるハルネ小田原「TAKUMI館」で使用できる商品券1万円分を贈呈しました。どんな商品を選ばれるのか楽しみです。
小田原市
担当者から一言
リファラル移住制度をご利用いただき誠にありがとうございます。
宮本さんに取材した際、「穂田さんは僕にとっての師匠です!穂田さんに出会って、都内とは違う魅力を知ることができ、この環境にすっかりハマってしまいました!」と笑顔で語られていたのが印象的でした。
小田原をもっと盛り上げていきたいので、協力できることがあればお声かけください!とお二人がおっしゃってくださり、とても嬉しかったです!
穂田さん、宮本さん、今後ともよろしくお願いします。
宮本さんに取材した際、「穂田さんは僕にとっての師匠です!穂田さんに出会って、都内とは違う魅力を知ることができ、この環境にすっかりハマってしまいました!」と笑顔で語られていたのが印象的でした。
小田原をもっと盛り上げていきたいので、協力できることがあればお声かけください!とお二人がおっしゃってくださり、とても嬉しかったです!
穂田さん、宮本さん、今後ともよろしくお願いします。
移住に関するご相談はこちら
小田原市の暮らしに興味がある方、実際に移住を検討している方を対象に、様々な移住サポートメニューをご用意しています。子育て環境、教育のこと、住まいのこと、買い物事情や仕事のことなど、皆様の疑問を解決します。気になる制度や施設などのご案内も行いますので、お気軽に利用してください。先輩移住者のお話を聞きたい方も大歓迎です!