レポート
2015.05.12
小田原の朝は、おいしい香りと手仕事から
城下町には生真面目なパンとコーヒーがある
小田原には誇りをもって老舗を守る人がいる。誇りある仕事で次の時代をつくろうとしている人がいる。駅前のパン屋は、看板商品あんパンの焼き上がりを待って開店する。創業は関東大震災の直後。粒あんがずっしりと詰まり、薄めの生地がほんのり甘い。ほかほかの焼きたてを求めて行列ができる。
元格闘家がこだわりのパンを焼くというパン屋は、閑静な住宅街に真っ白な店を構える。添加物や保存料を使わずに天然酵母でつくるパンはアレルギーの人も安心だ。噛むと鼻に抜ける小麦粉の香りが胃袋を刺激する。
昭和31年創業のコーヒー店は、コーヒー焙煎の老舗。レトロな外観に加え、店内に置かれた巨大な焙煎機が客の期待感を高める。朝からフル稼働で焙煎されたコーヒーは一般売りだけでなく、箱根のホテルやゴルフ場、レストランにも卸される。本町の松原神社の一角にあるカフェでは、ここでしか飲めない特別焙煎のお宮ブレンドを飲むことができる。
元格闘家がこだわりのパンを焼くというパン屋は、閑静な住宅街に真っ白な店を構える。添加物や保存料を使わずに天然酵母でつくるパンはアレルギーの人も安心だ。噛むと鼻に抜ける小麦粉の香りが胃袋を刺激する。
昭和31年創業のコーヒー店は、コーヒー焙煎の老舗。レトロな外観に加え、店内に置かれた巨大な焙煎機が客の期待感を高める。朝からフル稼働で焙煎されたコーヒーは一般売りだけでなく、箱根のホテルやゴルフ場、レストランにも卸される。本町の松原神社の一角にあるカフェでは、ここでしか飲めない特別焙煎のお宮ブレンドを飲むことができる。
「笑顔が見たいから、本気でおいしいものをつくっています」