レポート
2017.06.01
「シゴト」と「コミュニティ」のイイ関係?
気持ちよく一日をスタートできる場所
平日の朝7時半。街角のカフェで、何やら人が集まりおしゃべり中。しかも全部英語です。実はこれ、朝の時間を活用してさまざまなアクティビティを提供しているコミュニティ「つながるあさまち小田原」のひとコマ。この日は「朝活英会話」。どんな集まりなのか、中心人物の一人、佐々木亮さんに聞きました。
「英会話は週に1回。レッスン形式ではなくて、普段の雑談を英語でしてみる、というアウトプットの場ですね。他にも朝活のコンテンツはいろいろで、サイクリングやフィットネスなど体を動かすものもありますし、プレゼンテーションや読書会など仕事に役立つようなビジネス寄りのスキルアップもあります」
「来たいときに来て、帰りたいときに帰れる。それが基本」という活動は気軽で、自由な雰囲気があります。参加する時間もペースも人それぞれですが、朝活の後に仕事に行くという人がやはり多いようです。「朝から体や脳みそに汗をかいて頑張ると、その後の仕事もはかどるというか、一日のエンジンのかかりがすごくいいんですよね」
「英会話は週に1回。レッスン形式ではなくて、普段の雑談を英語でしてみる、というアウトプットの場ですね。他にも朝活のコンテンツはいろいろで、サイクリングやフィットネスなど体を動かすものもありますし、プレゼンテーションや読書会など仕事に役立つようなビジネス寄りのスキルアップもあります」
「来たいときに来て、帰りたいときに帰れる。それが基本」という活動は気軽で、自由な雰囲気があります。参加する時間もペースも人それぞれですが、朝活の後に仕事に行くという人がやはり多いようです。「朝から体や脳みそに汗をかいて頑張ると、その後の仕事もはかどるというか、一日のエンジンのかかりがすごくいいんですよね」
人のつながりが仕事のきっかけに
参加者は「高校を卒業したばかりから60歳を超えた方まで」と、年代も仕事も多彩な人たちが自由に集まり、お互いに刺激し合っています。もともと小田原に住んでいた人も移り住んできた人もフラットに交流していて、名古屋出身の佐々木さん自身もこの街で起業した「移住組」の一人なのだとか。
「僕もこういう人のつながりにものすごく助けられています。小田原は、知り合いをたどるといろいろな人にアクセスできてしまう規模感がいい。街のキーマンのような方と接する機会が持てるのも、もっと大きな都市ならこんなに簡単じゃないはずです。そしてビジネスの世界でもクリエイターでも『その道のすごい人』がちゃんといて、つながることができる。それもこの街のいいところです」
創業希望者を支援する官民共同のプロジェクトなど、草の根から行政まで、さまざまなレベルで縁ときっかけが生まれる環境がある小田原。一人ひとりの活力とスキルとアイデアが、「仕事」と「コミュニティ」の間を循環する〝イイ関係〞がありそうです。
「僕もこういう人のつながりにものすごく助けられています。小田原は、知り合いをたどるといろいろな人にアクセスできてしまう規模感がいい。街のキーマンのような方と接する機会が持てるのも、もっと大きな都市ならこんなに簡単じゃないはずです。そしてビジネスの世界でもクリエイターでも『その道のすごい人』がちゃんといて、つながることができる。それもこの街のいいところです」
創業希望者を支援する官民共同のプロジェクトなど、草の根から行政まで、さまざまなレベルで縁ときっかけが生まれる環境がある小田原。一人ひとりの活力とスキルとアイデアが、「仕事」と「コミュニティ」の間を循環する〝イイ関係〞がありそうです。
2008年当時の仕事の関係で移住した佐々木亮さん。2014年にいったん日本を離れるが、2015年帰国し、再び小田原へ。2016年4月『Cycle Days』を開業。
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