移住
2022.07.11
初めて自分たちで選んだ街。"第二のふるさと”での暮らしを楽しんでいます【河内さん・移住】
※この記事は「100万人のふるさと」2022早春号に掲載された記事「移住者が語る 四季の暮らし」をもとに作成しています。
これからの人生、自分たちに合った環境で暮らしたかった
2020年7月に移住して、1年半が経ちました。夫と二人で小田原暮らしを楽しんでいます。
二人とも大阪出身で、就職で東京に出てきたのですが、季節の移り変わりもわからない東京での暮らしに、息苦しさを感じていました。結婚を考えていたこともあり、一緒に暮らすなら「将来的にも東京じゃないね」って。家を買うにも狭くて高いし、子育ても私たちが育った環境とあまりにも違うので、全然イメージができなかったんです。
お互い都会での暮らしにこだわりがなかったので、移住を検討し始めました。
二人とも大阪出身で、就職で東京に出てきたのですが、季節の移り変わりもわからない東京での暮らしに、息苦しさを感じていました。結婚を考えていたこともあり、一緒に暮らすなら「将来的にも東京じゃないね」って。家を買うにも狭くて高いし、子育ても私たちが育った環境とあまりにも違うので、全然イメージができなかったんです。
お互い都会での暮らしにこだわりがなかったので、移住を検討し始めました。
情報収集を始めてから1年ほどで移住
情報収集を始めたのは20年になったくらいからです。夫は仕事を変えるつもりはなかったので、新幹線で通える範囲の場所を候補地にしました。北関東も調べましたが、大阪と東京の間にあり、在来線でも頑張れば東京に行けるのが、小田原でした。
私は転職をするため仕事探しを並行して進め、夫は新幹線通勤をしている人に話を聞くなど、少しずつ情報を集めていきました。
2月頃に、ふるさと回帰支援センターの小田原市主催のセミナーに参加。移住した方の話を聞き「私たちにもできそう」という実感が持てたので、その後、何回か小田原に行き、7月に移住しました。
小田原は、いろんな意味で"ちょうどいい街"
家から歩いて5分の海
小田原の魅力はたくさんありますが、海と山があるのがいいですね。大学が神戸だったので、海と山に挟まれた環境が好きで、初めて訪れたときに親近感がわきました。
海にも山にも行きやすいから、土日も充実しています。実は1年くらい経った時に、夫に「通勤がしんどかったら、東京に戻ってもいいよ」って話をしたことがあるんです。でも本人は「土日の充実度が違うし、絶対こっちの方がいい」って(笑)
東京では買いものに出るくらいだったんですが、今は釣りをしたり、バイクで出かけたりと、週末を楽しむ余裕が出来ました。移住者仲間とも「フットワークが軽くなるよね」と、よく話しています。
田舎過ぎず、都会過ぎないのもいいですね。日常の買い物はこっちの方が便利だし、おしゃれな店やおいしい店も多い。地方への移住というと、都会生活を捨てなきゃというイメージですが、そんなことはありません。小田原はちょうどいい距離感で東京を楽しめるんです。
私は昔から通っている美容院に行くため、2カ月に1回は東京に行っています。その時には東京の友達に声を掛けて食事をしたり、小田原で上映されない映画を観たりして楽しんでいます。
展示会やイベントなど、東京での楽しみをあきらめずに、普段はのんびり暮らせる。「本当にちょうど良い街だよ」ってお勧めしています。
海にも山にも行きやすいから、土日も充実しています。実は1年くらい経った時に、夫に「通勤がしんどかったら、東京に戻ってもいいよ」って話をしたことがあるんです。でも本人は「土日の充実度が違うし、絶対こっちの方がいい」って(笑)
東京では買いものに出るくらいだったんですが、今は釣りをしたり、バイクで出かけたりと、週末を楽しむ余裕が出来ました。移住者仲間とも「フットワークが軽くなるよね」と、よく話しています。
田舎過ぎず、都会過ぎないのもいいですね。日常の買い物はこっちの方が便利だし、おしゃれな店やおいしい店も多い。地方への移住というと、都会生活を捨てなきゃというイメージですが、そんなことはありません。小田原はちょうどいい距離感で東京を楽しめるんです。
私は昔から通っている美容院に行くため、2カ月に1回は東京に行っています。その時には東京の友達に声を掛けて食事をしたり、小田原で上映されない映画を観たりして楽しんでいます。
展示会やイベントなど、東京での楽しみをあきらめずに、普段はのんびり暮らせる。「本当にちょうど良い街だよ」ってお勧めしています。
先輩移住者の体験談で、移住後の暮らしをイメージ
近所の海での休日風景
移住先を決めるには、自分が住んでいるイメージができるかどうかが大事だと思います。私たちの場合、セミナーなどで移住された方の話を聞けたのが大きかったですね。
新幹線通勤をされている方の「通勤は道中楽です」という一言や、暮らしぶりが分かる写真を見て、自分たちの暮らしと重ねて考えることができた。あれがなかったら、移住を決められなかったと思います。
情報収集をしたら、それを確認しに行くことも大事です。私たちもレンタサイクルで一番近い映画館に行ってみたり、住宅地まで行ってみたりしました。
市の移住担当の方をはじめ、移住者を応援してくれる土壌もあります。積極的に移住者をまとめようとしてくれていて、移住者のコミュニティにも参加しやすいです。もちろん、そういうのが苦手な人は参加しなくても、ほどよい距離感で付き合っていけると思います。
移住者向けの街歩きのイベントがあったり、お試し移住をやっているゲストハウスや移住者の集まるハブ的な店があったりするのも心強いですよ。
新幹線通勤をされている方の「通勤は道中楽です」という一言や、暮らしぶりが分かる写真を見て、自分たちの暮らしと重ねて考えることができた。あれがなかったら、移住を決められなかったと思います。
情報収集をしたら、それを確認しに行くことも大事です。私たちもレンタサイクルで一番近い映画館に行ってみたり、住宅地まで行ってみたりしました。
市の移住担当の方をはじめ、移住者を応援してくれる土壌もあります。積極的に移住者をまとめようとしてくれていて、移住者のコミュニティにも参加しやすいです。もちろん、そういうのが苦手な人は参加しなくても、ほどよい距離感で付き合っていけると思います。
移住者向けの街歩きのイベントがあったり、お試し移住をやっているゲストハウスや移住者の集まるハブ的な店があったりするのも心強いですよ。
「ここが自分たちの街」と、声を大にして言える
私にとって小田原は、「自分で作るふるさと」です。東京に住んでる時は"仮の暮らし感"が強かった気がします。移住して、知り合いやなじみのお店がたくさんできて、「ここの住人だな」と感じられるようになりました。
夫は「遠くて大変じゃない?」とよく聞かれるみたいですけど、「いや、むちゃくちゃいいよ。みんな来た方がいい」って勧めています。自分が住んでいる街を良く言う経験って、そんなにないですよね。移住前、セミナーで移住者の人が「いいところですよ」ってプレゼンされているのを見て、すごいなと思っていましたが、今は自分たちがその立場になっています(笑)
移住をして家を買うという大きい夢が叶ったので、今後のことはまだ考えていません。でも、初めて自分たちで選んだ街なので、好きでいるための努力をしたいと思っています。いろんな場所に行って、いろんな人に会って・・・そういう楽しみを重ねていきたい。大好きな街をずっと好きでいられるよう、二人で日々の暮らしを楽しんでいきたいです。
夫は「遠くて大変じゃない?」とよく聞かれるみたいですけど、「いや、むちゃくちゃいいよ。みんな来た方がいい」って勧めています。自分が住んでいる街を良く言う経験って、そんなにないですよね。移住前、セミナーで移住者の人が「いいところですよ」ってプレゼンされているのを見て、すごいなと思っていましたが、今は自分たちがその立場になっています(笑)
移住をして家を買うという大きい夢が叶ったので、今後のことはまだ考えていません。でも、初めて自分たちで選んだ街なので、好きでいるための努力をしたいと思っています。いろんな場所に行って、いろんな人に会って・・・そういう楽しみを重ねていきたい。大好きな街をずっと好きでいられるよう、二人で日々の暮らしを楽しんでいきたいです。
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