小田原市

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【mi's navi】小田原なりわい交流館スタディーまちあるきで学ぶー

「小田原」のことって、どれくらい知ってますか?
もしかしたら、観光で来られる方のほうが詳しいかもしれません。
この町のこと、歴史のこと。それらを学ぶ機会があるということで、先日、とある場所におじゃましてきました。
なりわい交流館 まちあるき

国道1号線沿い、御幸の浜にもほど近いところにある、かまぼこ通りの〈小田原宿 なりわい交流館〉。
柳の木を傍らに存在感抜群に佇んでいる、いかにも歴史的建造物!といった趣きの木造2階建ての日本家屋は、関東大震災で被害を受けた建物を昭和7年に再建したという旧網問屋。商屋独特の建築様式や雰囲気のある出格子窓など、建物自体も見所のたくさんある施設ですが、2001年に市民や観光客のための“憩いの場”として再整備されました。
1階のスペースでは、訪れた方に無料のお茶のサービスがあるのも嬉しい〜。
日々、お休み処として、まち歩きの拠点として、活用されています。
また2階のイベントスペースは、皆の交流の場として、展示会や生涯学習などの会場に使われることもしばしば。

 


なりわい交流館

この日は、その2階スペースにて、交流館で働くスタッフさんに向けた勉強会『小田原宿なりわい交流館スタディ』が開催されるということで、一般参加者として混ざらせていただきました。


うーん、確かにこのスペースいいなあ〜。
木造の雰囲気がとても落ち着くというか、寺子屋風雰囲気?
生涯学習の会場によく使われるというのも納得です。
リラックスしつつも、学びのモチベーションが上がっていくような感じ。


そんな空気の中、いよいよ、小田原まちセッションズ*代表の平井丈夫さん講師による「小田原」についての勉強会が始まりました。

*小田原まちセッションズとは...小田原のまちをこよなく愛する人たちが集まり、まち歩きなどを通じてお互いに刺激しあうことで何かが生まれそれを楽しむ活動。


小田原なりわい交流館スタディ
小田原なりわい交流館スタディ
小田原の古地図

まずは、スライド資料を見ながら、小田原についてのお話。
小田原なりわい交流館スタディ 番付表

“東海道五十三次”とは、歌川広重の版画でもおなじみの、江戸時代の五街道のひとつ・東海道の53ヶ所の宿場のことで、“小田原宿”は、日本橋から、品川宿、川崎宿、神奈川宿、保土ヶ谷宿、戸塚宿、藤沢宿、平塚宿、大磯宿、と数えて9つ目の宿場。
広重の絵で酒匂川の渡しの様子が描かれてるのも、よく知られてることかもしれません。
“小田原宿”は、箱根越え前の2泊目に使われることが多く、大名の方が泊まった[本陣]4軒、次ぐ格式の[脇本陣]4軒の計8軒、東海道随一の規模を誇っていたそうです。

そうそう、スライドでは『東海道五十三次繁昌記』なる番付表(!)も見せていただきました。
小田原、東の横綱ですよ〜!
初鰹、外郎(ういろう)、梅などが、特徴というか名産?として書かれてますね。
すごい面白い。なんだかうれしいです。

 


資料からの学びを終えた後は、全員で実際に小田原の街へ。
まずは、話にも出ていた脇本陣のひとつ“古清水旅館”さん。
まちあるき
小清水旅館 看板
小清水旅館 羽織
現在は旅館でなく、高齢者向けマンションとなっています。

2階に資料館があり、8代目のご案内のもと見学させていただきました。



 
小清水旅館 説明

小清水旅館からの眺め
そして資料館見学後は、なんと屋上に!


すごい。





目の前に海、眼下に360度広がる小田原のまち。
小田原城も、一夜城跡のあたりも見えます。真鶴半島も。
小田原をこんな上から見たことがなかったので、とにかく圧倒。
また、小田原についての色々な話を聞いた後で街を見るっていうのも、感慨深いなあ〜。

最後は、松原神社方面へ。
 
宮小路入口
松原神社
「“宮小路”ってどの道のことだと思います?」という平井さんの質問に、しばし考える。
ざっくりと、青物町商店街の西側のエリア、道でいうなら松原神社の裏側の通りかなあって感覚でしたが…、もしかして。
「そう。松原神社の前の道が“宮小路”です」との回答。
確かに、国道1号線から松原神社に入る道の入口に“宮小路”の碑がある!
そうだったのか〜。ずっと住んでても知らないこと、すごく多いです。
これは、この日参加されてた交流館スタッフの方の感想でもあるので、やはりそうだなあと思う。
歴史、文化、本当にたくさんのことが入り混じって、今の「小田原」が成り立ってる。
それは、複雑な場所に住んでるということでもあるけど、奥深い場所に住んでるということでもあり。
間違いなく、ひとことで言える街ではないです。でも、面白い。
まだまだ知るべきこと、見るべきものは、クリアできるかわからないくらいあるけど、それこそが「小田原」の醍醐味なのかなと。
<松原神社例大祭 http://odawalab.com/report/matsuri.html

たくさんのことに気付き、学ばせていただいた1日でした。
今回は交流館スタッフさん向けの企画でしたが、実は、こういった小田原を知る、学ぶ、まち歩きの会やイベント、小田原はとてもたくさんあります。
特にまち歩き!
今年は、“日本まち歩きフォーラム”(3/1〜3)の開催地にもなる(!)ということで、そのスピンオフとして、3/4〜4/30の間は、『小田原まちあるき博覧会』として、定番コースや新しいコース、たくさんのまち歩き企画が登場する予定だそうです。
今から楽しみにしていたいと思います。
まだまだ歩くぞ〜。
<まち歩きフォーラム詳細 http://www.odawara-kankou.com/overview/topics/matiaruki_forum.html>