小田原市

小田原発、ライフスタイルを考えるメディア

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気がついたら、小田原にいた。

上京してから、横浜や都内、千葉を転々としたけど、神奈川に住んだときはなんかいい風に転がったイメージがあって、神奈川に越そうと思ったんです。
今まで海の近くに住んだことがなかったんで、横浜とか湘南とか葉山とか探してたんだけど、なかなか条件に合う部屋がなくて・・・。
何となくグーグルマップ見てたら、「ん?小田原って海近いじゃん」って。
これまでにも、何度かFMおだわらの番組に出るのに小田原には来たことがあったけど、山のイメージしかなかった。
それで、そのとき付き合ってた彼女に「明日、不動産屋さん探しに行ったらたぶん見つかるで」って言って、探しにきたその日に決まったんです。
そういう直感が当たるんですよ(笑)
それが2014年の7月ですね。

空気が淀んでない気がする

小田原は、精神衛生上とてもいいです。
なんていうのかな、淀んだ感じがしないんです。
山もあるし、海もあるし、常に空気が動いているというか。
都内も埼玉も千葉の内陸部も、空気がずっと停滞してる感じがして。

小田原はビビッド

あと、色彩がビビッドだなって思いますね。
初めて小田原に家を探しに来た時、海とかの色味が違うんですよ。
それに輪郭がはっきりしてて、くすんでない。
暑い時ももわーっとした感じがしないし(笑)
妹尾研祐(セノケン)さん

妹尾研祐(セノケン)さん(40歳代)


妹尾研祐さん

客席の一番後ろで見ている自分がいる

ライブは全力でやることはないです。
必ず、客席の一番後ろで見ている自分がいます。
どう見えてるか、どう見えてるはずというのを冷静に分析してます。
10代の時、事務所で口酸っぱく言われたんですよ。
「プロなら70%でやって、120%に見せろ」と。
それと、「自分がどう見られたいのか考えて、周りからそう見てもらえるように言動や行動を意識しろ」。
「周りがそう見るようになったら、今度はその人たちがどうしてほしいかっていうのを考えて、してほしいと思うことをやれ」とも言われましたね。
それに、正直ライブは怖いです。
ステージに立って楽しいって思ってたのはバンド始めて数回くらい。
ステージの大きさにかかわらず、「こいつショボいな」って思われたら終わりでしょ。
次はないんで。
常に何かが前回を超えていかないといけないプレッシャーが付きまといますね。
一番プレッシャーなのは、支払いですけど(笑)

隙間が大切

自分の思いを伝えることは大切。
でも、詩を書く時、自分の考えは6割くらいに抑えておく。
全部自分の考えだったら、それは自分の考えの押し付けでしかないから。
その隙間に聞いている人が入り込むことができる。
自分の過去と重ねてみたり、なんか聞いたことあるなと創造してみたり。
最近の音楽はそんな隙間がなさ過ぎるんだよね。
パソコンとかで簡単に曲を作れるし、何の音だかわかんないような音まで盛りに盛ってる感じ。
ビートルズなんかは隙間だらけ。
でも、バンド始めた当時は、バリバリのロックだったから、「これの何がいいの?」って思ってたけど(笑)
今はそんな隙間の大切さがよくわかる。
そういう意味で、小田原も隙間が多いところだよね。
いろんな人のいろんな部分に重なることができる。


やりたいこと

世界には、銃で人を殺してしまった少年もいる。
そうしないと生きていけないから。
戦争や銃がいけないというのはわかるけど、彼らはそれがいけないことだと教わっていない。
学校もないから。
もし、俺の音楽で100億円でも稼げたら、彼らのために学校を作りたい。

地域の児童福祉施設とかでライブをやったりもしますね。
俺はそういう子たちを可哀想だとは思わない。
ただ、彼らはライブに来ようと思ってもなかなか来れないから、それならこっちからいくよって。
だから、小田原でもそんな機会があったら是非行きたいですね。

小田原が一番好きですね、お世辞じゃなくて。

そういう生活の中での小田原は、すごく波長がいいです。
小田原の海は西湘バイパスで隔てられててプライベートビーチみたいだし、箱根も1時間もかからないで行けるし、伊豆スカイラインをミニクーパーで走ってると、カーグラフィックTVの気分になれるし。
小田原には癒しとエネルギーの両方がありますね。
空気が動いている、滞っていないっていうのが、すごくいいんだと思います。
どこ行くにしてもスコッと行けるし、渋滞してても、窓開けてれば風が入ってきてイラッとしないし。
都内だと、本当にイライラするんですよね(笑)
あと、海の表情も毎日違うし、ちょっと高台で見る夜景も華美じゃないのがいいんです。
それに作り込まれすぎてない建造物群が好きです、ちょっと寂しいくらいの感じが(笑)
これまでいろんなとこに住んでますが、小田原が一番好きですね、お世辞じゃなくて。
パソコンに向かうセノケンさん
セノケンさんのインテリア